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アバウト映画公園

"プロの独身"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!

ナイスガイズ!【映画感想/評価】もう最高っしょ!とことん楽しいドタバタ・バディムービー!

洋画 【ナ行】 2017:劇場鑑賞 洋画 評価:★★★★★

映画『ナイスガイズ!』ネタバレなし感想・評価

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あらすじ:1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やりコンビを組まされ、行方不明になった少女捜しを手伝うハメに。さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり捜査を進めていくが、簡単に終わるはずだったその仕事は、とある映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:109分 製作年:2016年

監督・脚本:シェーン・ブラック

キャスト:ラッセル・クロウ / ライアン・ゴズリング / アンガーリー・ライス / マット・ボマー / マーガレット・クアリー / キース・デヴィッド / ヤヤ・ダコスタ / ボー・ナップ / キム・ベイシンガーイ 等

上映館:「ナイスガイズ!」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、ホント最近バタバタしていてなかなか映画が観れていないアバウト男です!

そんな中でもこれだけは見逃せないという意気込みバリバリで楽しみにしていた、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングダブル主演のバディムービー【ナイスガイズ!】。

監督は【アイアンマン】の前にロバート・ダウニーJr.の存在を認識したした良作バディムービー【キスキス, バンバン】や【アイアンマン3】の監督を手掛けた、シェーン・ブラック。

そんなシェーン・ブラックが何やらまた【キスキス, バンバン】みたいな映画を撮ったということで観て来ました。今回ラストのネタバレはしていませんが、ちょろっと中身には踏み込んでいます。

 

とにかく『楽しい』ドタバタアクション!

もうだいぶ昔に観て、もはや内容は覚えてないけどやたら「面白かった!」印象が頭の片隅にずっとある【キスキス, バンバン】の功績もあるので、自分的には結構ハードルが上がった状態で今回臨んだんだけど、結果

 

期待のハードルを軽く超え、最高に面白かった!!!

この手のドタバタ・クライムアクションが好きなのもあるけど、これは誰が観てもそれなりに楽しめる間口の広い作品なんじゃないかな!?

とにかく楽しいです!ここまでの笑い声を劇場で聞いたのも久しぶりってくらい。『みんな今映画楽しんでます!』って雰囲気が劇場内に満たされていた。

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まとめて映画感想!第24弾『悪の法則』『リアリズムの宿』『スリーパーズ』など8作品!

 

どうも、アバウト男です! 

今回はここ最近観た映画を何本かいっぺんにまとめて書く『まとめて映画感想』になります。

いつものように、ここ最近観た旧作の感想をザッと備忘録としてまとめました。今回は全7作品になります。 

 

まとめて映画感想 第24弾!!!

  • リアリズムの宿
  • 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
  • モンスターズ/地球外生命体
  • ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティー
  • ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影
  • オフィス 檻の中の群狼
  • 悪の法則
  • スリーパーズ
  • この中で好き&おすすめ順はこちら!
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たかが世界の終わり【ネタバレ映画感想】みんな自分1人だけで精一杯なんだよ!バカ野郎!的映画

洋画 【タ行】 2017:劇場鑑賞 評価:★★ 洋画

映画『たかが世界の終わり』感想・評価・ネタバレあり

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あらすじ:劇作家として成功したルイ(ギャスパー・ウリエル)は、家族に自分の死が近いことを伝えるために12年ぶりに里帰りする。母マルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好物をテーブルに並べ、幼少期に会ったきりの兄の顔が浮かばない妹シュザンヌ(レア・セドゥ)もソワソワして待っていた。さらに兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)とその妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)も同席していて……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:カナダ / フランス 上映時間:99分 製作年:2016年

監督・脚本・編集:グザヴィエ・ドラン

キャスト:ギャスパー・ウリエル / レア・セドゥ / マリオン・コティヤール / ヴァンサン・カッセル / ナタリー・バイ 等

上映館:「たかが世界の終わり」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、アバウト男です!

今回扱うのは若きカリスマ監督グザヴィエ・ドラン監督の最新作【たかが世界の終わり】。この作品はカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したということで、今までドラン作品を観たことがない人も注目するような一本なんじゃないかな。

カンヌのパルムドールを目指すテレ東ドラマ【山田孝之のカンヌ映画祭】ウォッチャーとしても気になる作品なので観て来ました。今回は終盤ガッツリとネタバレしています。

 

ドラン監督の次への起点となる一作

今までドラン作品は【わたしはロランス】【トム・アット・ザ・ファーム】【Mommy/マミー】くらいしか観たこと無いけど、今回はそれらの作品とは一味違った作品でした。

結論から言うと、ぶっちゃけ

これは面白かった!マジ最高っす! カンヌ万歳!

とはならなかったんだよね… エンドロールが始まると同時に「お、おう… これで終わりかぁ」って若干の肩透かしと呆気なさを食らい、ひたすら「マジかぁ…参ったな」と呆然としながら席を立って劇場を後にしました。

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グリーンルーム【映画感想/ネタバレ】やっぱ犬って怖ぇ…!決死の良質サバイバルスリラー!

洋画 【カ行】 2017:劇場鑑賞 評価:★★★★★ 洋画

映画『グリーンルーム』感想・評価・ネタバレあり

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あらすじ:無名のパンクロックバンド「エイント・ライツ」に、待ちに待った演奏のチャンスが回ってくるものの、ライブ会場は異様な雰囲気が漂うネオナチたちが集まる場所だった。さらに間の悪いことにバンドメンバーたちは殺人事件を目撃したため、命の危険にさらされる。楽屋に閉じこもった彼らの運命はいかに……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:95分 製作年:2015年

監督・脚本:ジェレミー・ソルニエ

キャスト:アントン・イェルチン / イモージェン・プーツ / アリア・ショウカット / ジョー・コール / カラム・ターナー / マーク・ウェバー / エリック・エデルスタイン / メイコン・ブレア / パトリック・スチュワート 等

上映館:「グリーンルーム」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、アバウト男です!

今回扱うのは、去年から好評の声を聞いていたサバイバルスリラー【グリーンルーム】。

淡々としたトーンとぎょっとするバイオレンス描写が入り混じる、ぎこちないホームレスの復讐劇を描いた【ブルーリベンジ】のジェレミー・ソルニエ監督の新作ってことで、期待に胸を膨らませつつ観に行ってきました。

今回も結末のネタバレはしていませんが、それなりには踏み込んでいます。

 

監督の持ち味が活かされた一作!

駆け出しのパンクバンドがプロモーションを兼ねた遠征ライブの楽屋で殺人を目撃してしまう。あれよあれよと楽屋に閉じ込められてしまった彼らは『目撃者は生きて返さない』ネオナチ集団の巣窟から生還できるのか?!みたいな話。パンクロッカーVSネオナチ!

これだけでも「あ、絶対面白くなるやつじゃん!」とは思いながらも、実際に観た感想は、

 

終始予測不可能な緊張感で引っ張り、監督の持ち味が遺憾なく活かされた良質なサバイバルスリラーでした!

良いじゃん!よくある『知らない土地で想像を絶する恐怖に遭遇する』とか『ヤバい奴の巣窟から抜け出す』と言ったオーソドックスなホラーのプロットに乗りつつも、

内容に似つかわしくない綺麗でハッとさせるショット(画)の数々、説明しすぎないスマートな話運びとテンポ、淡々としたタッチの中にふいに差し込まれるぎょっとするバイオレンス描写などが、ジェレミー・ソルニエ監督の持ち味が過不足なく打ち出された濃厚な一作でした。

前作【ブルーリベンジ】で「お、いいな!」と感じた部分がよりエンタメ度を増し、どことなくリッチに見える。イイ意味で大衆向けに一皮剥けた印象。

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テンポの良さと緊張感

前半のテンポの良さがすごくイイですね。見せたいメインは『ライブハイスを取り仕切る殺したい側のネオナチと、逃げ出したいバンドメンバーの攻防戦』なので、その前の導入はサラッと。

映画が始まってからメンバーが殺人を目撃するまで、話しの流れに無理がなく筋立てが自然で好感が持てる。スマートにメンバーの人となりや状況説明を済まし、楽屋に立て篭もり警察を待つ流れまで一気に持って行ってくれる。

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あの楽屋のドア越しのやり取りは地味に怖い。銃は奪えてとりあえず人質は取ったものの、何をどうすれば正解で何が間違いなのか分からない。

警察が来ないならどうする?銃を渡すか渡さないか?人質はどうする?逃げ道は?どうこの均衡した状況から抜け出す?あいつ等は外に何をやってる?など、バンドメンバーが陥っている只ならぬ緊張感が画面からヒシヒシと伝わって来た。

 

 

統制のとれたネオナチ集団

色々と良いところはあるんだけど、1番本作でグッと来たのは、冷静沈着なリーダー:ダーシー率いる統制のとれたネオナチ集団。

厳密にネオナチって部分はあまり関係なくて、あくまでも部下はみんな坊主で【クローズZERO2】の敵高校みたいな、男だけの統制の取れた集団っぽさを出すためにネオナチって設定を入れただけだと思うんだけど。

でも、坊主の部下2人がマチェーテを持ってライブハウスに乗り込む画とか最高よね!

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事件をもみ消すために部下の双子のあることをさせて、身代わりとして警察に突き出すあたりはヤクザっぽいし、このシーン1つで「こいつらリーダーの命令なら何でもやるんだ…」と瞬時に観客に悟らせる。ヤバい…

バンドメンバーが楽屋に籠城している間に、ライブハウスの外で虎視眈々と準備と体制を整えるダーシー。とにかく場慣れ感半端ないな!

殺しの道具として御用達の『闘犬』を扱う業者を呼びよせたり、端的な指示がひたすら出されるので「これからこいつらは何をしようとしてるんだ?」と思わせる予測不可能さと、徐々に異様なネオナチ集団の実態が明かされていくのにはゾクゾクさせられた。

 

 

犬とリアルなバイオレンス描写

『ヤバい奴の根城から脱出しろ』系スリラーで『しつけられた闘犬』が出るっていえば、記憶に新しいスリラーの良作【ドント・ブリーズ】を思い出すんだけど。

【ドント・ブリーズ】で追っかけるだけで物足りなかった犬の活躍が本作でちゃん観れたのは嬉しかった!ここは個人的にポイント高かったですね。

人は犬にだって殺されるし、犬は人を殺せる生き物なんだよ!

海外のグロ系のサイトでも『一般人が凶暴な犬に襲われ噛み殺される映像』がアップされてたりするんだけど、これがリアルだしやっぱ犬って怖いよな。

ここでちょっと惜しいのは、襲われてる人の抵抗があまり無かったのこと。すぐに無抵抗になって噛み殺されちゃって「痛い…痛い…」とか「助けて…」とか遠くから仲間の苦痛の声だけが聞こえてくる演出とかあっても良かったのになと。

1人目は喉をイカれちゃって叫べないのは仕方がないけど、あぁいうシーンがあるなら【呪怨 白い老女】のみひろの『ゴボゴボ声』みたいな、見るに堪えないシーンとか見たかったですね。恐らく犬なら噛み付いてもっとブンブン振り回すなとか、顔の傷が生温いとか、ところどころ勿体無くは感じました。

とにかくジェレミー監督は全てにおいて淡々としてますね。済んだことは興味無さげにすぐ次へ次へと行ってしまう。そういうドライさは嫌いじゃないぜ!

他にもアントン・イェルチン演じるパットが負傷するシーンで、凶器を見せずにぱっくりと割れた傷だけを見せたり、死んだかどうか確かめるのにカッターで腹を割いてみたりと、そこまで数多くないバイオレンス描写の一つ一つがクリーンヒットしてくれました。

 

 

良かったところ&気になったところ ※ネタバレ

【ブルーリベンジ】に通じる『やってみたけどそう上手くは行かない』グダグダっぷりは引き続き見れたのは良かった。頼りになる奴が早めに殺されてしまう絶望感… やる事なす事イマイチ良い方向に転ばないのもリアル。

他には、『無人島に持って行くバンド』を言うくだりと『ペイントボール』の話くだりは、メタファーというか、話の内容を暗示してたのかなと思ったり。もしかしたら、結果的にバンドの名前を答えた順に殺されたみたいな。これはもう一度観て確かめたいところだけど。

バンドマンにとっては『無人島に持って行くバンドは?』って質問は結構考えさせるような質問だと思うんだけど『それにさらっと答える人 = あまり物事を熟考しない人 = 先走った行動を取って死ぬ』みたいな。答えを先延ばしにして、ビビって後ろにいた奴が結果的に生き残る。それが木の影に隠れていたみたいな事を言っていた『ペイントボール』の話にもつながるかなと。

冒頭の畑のシーンは『気が付いたら囲まれていた』と後の楽屋の展開を暗示してたり、逃げ出した犬が行き着く先もそれなりに気が利いていて、単にその辺の過激さだけが売りのB級ホラーとは一線を画す。

意外にもさりげない会話による情報量が多いので、正直一度観ただけでは話の細かいところまで受け切れなかったです。話を知った上でもう一度観たいな。

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気になったはラストのガンショット。あれだけ行き当たりばったり&どん臭かったりとリアルさを重視していたのに、ラストのラストでめっちゃ銃の命中率が高いのには、さすがに「おい!w」とはなった。そこはサラッと決まるんだ…

そこ以外は「もう少しあそこを見せて欲しかったな」みたいな無い物ねだりくらいで、概ね満足です!

 

 

まとめ

評価:★★★★★ 最高!フォーー!

去年の【ドント・ブリーズ】に引き続き、好評の声も納得の今年の良作スリラーでした!好物の部類の作品なので評価も高めだけど、画の良さなや関してはかなりレベル高い。作風からしてイーライ・ロス作品が好きな人はガツっとハマるはず。

これだけの作品を現状『新宿シネマカリテ』でしか上映されてないのがなんとも寂しいですね。これからゾクゾクと公開館が増えると思います!

あと、亡くなってしまった主演のアントン・イェルチン。惜しい人を亡くしてしまった。この作品が遺作かと思いきや【スタート・レック ビヨンド】が遺作みたいですね。

[ 予告編 ]

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映画『DISTANCE/ディスタンス』感想・評価・ネタバレなし

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あらすじ:カルト教団「真理の箱舟」が無差別殺人を起こし、その5人の実行犯が教団の手で殺害され、教祖も自殺した事件から3年後の夏。4人の加害者の遺族はその命日に集まり、遺灰を撒いたとされる山間の湖に慰霊に行ったが、車を盗まれたため、その場に居合わせた元信者である坂田の案内で、実行犯たちが潜伏していたロッジで一夜を明かすことになる。5人はそこで否応なく過去と向き合う事になる。私たちは被害者なのだろうか、加害者なのだろうか。(wikipedia)

 

製作国:日本 上映時間:132分 製作年:2001年

監督・脚本:是枝裕和

キャスト: ARATA / 伊勢谷友介 / 寺島進 / 夏川結衣 / 浅野忠信 / りょう / 遠藤憲一 / 中村梅雀 / 津田寛治 / 山下容莉枝 / 村杉蝉之介 / 梓 / 木村多江 / 平岩友美 / 中村育二 / 杉本安生 等

 

 

どうも、アバウト男です!

ずっと観たかった是枝裕和監督の長編3作目となる【ディスタンス/DISTANCE】を中古で見つけて即購入し、やっと隙間を見つけ観ることが出来たので、今回はその感想を。

なんだけど、ここ最近バタバタし過ぎて観てからだいぶ時間が経ってしまったので軽めに…

まずパッケージが美しいですね!まさしくジャケ買いするレベル。葛西薫さんが手がけています。今回もラストのネタバレは避けますが、軽く踏み込んでいます。

 

感想は、 

静かにズシンと来る物語でした!

大量無差別殺人を犯したカルト教団の加害者遺族4人と元教団メンバーの1人が共に、教団の元アジトで一夜を過ごし、それぞれが拭い去れない過去と合う物語。

どこにでもいそうな人たちの年一の命日の集いの何気ないやり取りや、仲睦まじい雰囲気の裏に隠された、個々が抱える闇を覗き見てしまうような。劇中に出てくる湖のみたく静かに染み渡る作品でした。

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