アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

昼顔【ネタバレ映画感想】意外な結末!?終始狂気が拭えない『昼顔』ここに完結!!!

映画『昼顔』ネタバレ感想/評価

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あらすじ:夫がいる身でありながら妻のいる北野裕一郎(斎藤工)と惹かれ合い、不倫関係に陥った笹本紗和(上戸彩)。その関係が公然のものとなり、彼女は北野と離れ夫とも別れることになった。それから3年後、彼女は海辺の町で杉崎尚人(平山浩行)が営むレストランで見習いとして働きながら暮らしていた。ある日、蛍に関する講演で紗和と北野は偶然の再会を果たす。まだ冷めていなかったお互いの気持ちを確かめ合う二人だったが、その前に北野の妻・乃里子(伊藤歩)が現れる。(シネマトゥデイ)

製作国:日本  上映時間:125分 製作年:2017

監督:西谷弘 脚本:井上由美子

キャスト:上戸彩 / 斎藤工 / 伊藤歩 / 平山浩行 / 黒沢あすか / 萩原みのり / 志賀廣太郎 / 三浦誠己 / 渋川清彦 / 松居大悟 / 中村育二 等

上映館:「昼顔」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、アバウト男です!

今回扱うのは『不倫ドラマ』の代表格となった2014年放送【昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜】の続編にして映画版となる【昼顔】になります。

当時このドラマは毎週欠かさず観ていて、今回の映画化は地味に楽しみにしていました。しかも配給が去年【シンゴジラ】や【君の名は。】を出した東宝ですからね〜、どうなるのやら。

そう言えば、このドラマで斎藤工の存在を知ったのかな。まだ当時は「誰だよ?!」レベルだったけど、この作品を機に売れましたね。

ドラマ版は、上戸彩演じる『不倫を毛嫌いする主婦』の紗和 × 斎藤工演じる『真面目な生物教師』の裕一郎と、吉瀬美智子演じる『不倫を楽しむ主婦』の利佳子 × 北村一輝演じる『ミステリアスな画家』の加藤の2つの不倫を軸にしたストーリーでしたが、今回は紗和と裕一郎のその後の物語。ドラマ版はかなり忘れちゃったな。

 

本作の監督は織田裕二主演の【アマルフィ】や映画版【ガリレオ】のメガホンをとった西谷弘。元々ドラマ版の方もこの人がメインで演出してたみたいで、今回の映画版も続投ということらしいです。

今回は色々書きたい事が多いので、結末はガッツリとネタバレしています。観に行こうと思ってる人は内容を知ってしまうと面白さ半減なので、ブックマークしてもらって後で読む事をオススメします。今回かなり長いです。

 

 

ついに2人の関係に決着が

率直な感想としては、

甘ったるい雰囲気の前半と、狂気が顔を出す後半とのギャップによって、最終的には印象深い作品に仕上がってました!

いかにもコテコテで演出もすこぶるダサいメロドラマを見せられてゲンナリしそうになる前半から、その隙間隙間で感じていた『狂気』の片鱗が終盤でふっと顔を出し、物語は意外な結末へ!

不倫する側・される側、両者の心情を織り込み『不倫ドラマ』の代表格となった【昼顔】がこの作品で『不倫』に対して1つの回答を出した。ドラマを観ていた人は2人の関係を最後まで見届けるべき、そんな【昼顔】完結編だと思います!

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22年目の告白【映画感想/評価】まんまと乗せられる!藤原竜也のキャラが功を奏したサスペンス!

映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』感想/評価/ネタバレなし

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あらすじ:阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し……。(シネマトゥデイ)

製作国:日本  上映時間:127分 製作年:2017

監督:入江悠

キャスト:藤原竜也 / 伊藤英明 / 夏帆 / 野村周平 / 石橋杏奈 / 竜星涼 / 早乙女太一 / 平田満 / 岩松了 / 岩城滉一 / 仲村トオル 等

上映館:「22年目の告白 私が殺人犯です」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、アバウト男です!

今回扱うのは韓国映画【殺人の告白】をベースに【SRサイタマノラッパー】や【太陽】の入江悠監督がメガホンを取った【22年目の告白-私が殺人犯です】。

前から気になってはいたものの手が付かず、幸いなことに【殺人の告白】は未見だったので、今回は特に元の映画を予習はせず本作を観てきました。結末のネタバレは避けてます。


感想としては、
不満もあるけどトータル的には楽しめました!

まんまと乗せられる二転三転するストーリーに、起承転結の時間配分もちょうど良く、終始飽きさせることない映像や音による演出に、緊迫感も充分。

観客も映画に出てくる一般市民と同様な視点に、憎っくき存在であるも時効を達成したダークヒーローならぬダークスター『曽根崎正人』の一挙手一投足に惹きつけられて行く。

【デスノート】【パレード】【カイジ】【インシテミル】【藁の楯】など、過去の藤原竜也主演作のレベルを想像して行くと、意外にもしっかりとしたエンターテインメント作品として見応えのあるスリリングな作品でした。

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美しい星【ネタバレ映画感想】2度目が面白い!?ある家族が織り成すシュールなSFコメディ!

映画『美しい星』ネタバレ感想/評価

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あらすじ:予報が当たらないと話題の気象予報士・重一郎(リリー・フランキー)は、さほど不満もなく日々適当に過ごしていた。ある日、空飛ぶ円盤と遭遇した彼は、自分は火星人で人類を救う使命があると突然覚醒する。一方、息子の一雄(亀梨和也)は水星人、娘の暁子(橋本愛)は金星人として目覚め、それぞれの方法で世界を救おうと使命感に燃えるが、妻の伊余子(中嶋朋子)だけは覚醒せず地球人のままで……。(シネマトゥデイ)

製作国:日本  上映時間:127分 製作年:2017

監督・脚本:吉田大八 原作:三島由紀夫

キャスト:リリー・フランキー / 亀梨和也 / 橋本愛 / 中嶋朋子 / 佐々木蔵之介 等

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どうも、アバウト男です!

今回扱うのは【桐島、部活やめるってよ】の吉田大八監督が、三島由紀夫のSF小説を元に制作した【美しい星】です。

『吉田大八監督が作るSF映画』って単純な興味から観てきました。観てからだいぶ経つので、記録のためにサラッと感想を書いておこうと思いますね。いつもの通り結末のネタバレはしていませんが、軽く内容には触れています。

 

シュールなSFコメディ!

率直な感想は、
正直よく分からない映画でした。。でも決してつまらないって訳じゃない。
観る人によっては様々な解釈が出て来るようなぶっ飛んだ内容でしたが、個人的には『思い込みが行くとこまで行ってしまった家族によるシュールなSFコメディ』に見えました。

三島由紀夫の原作は未読なので、実際にはどういう内容で、それがどこまで再現されてるのか分からないけど、映画だけ観た印象としてはそんな感じ。

下手したらギャグ漫画くらいぶっ飛んで内容なんだけど、吉田大八監督がそう見えない、いやそう見えかねない絶妙な緊迫感や演出・余白を入れ込んでいるので、観た直後は「なんじゃこらゃ!?」と感想に困るポカんとする作品に仕上がってました。

過去作の【桐島、部活やめるってよ】や【紙の月】みたいな作品を想像して行くと面食らうかも。

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20センチュリーウーマン【映画感想/評価】なんか羨ましい!オシャレで感じのイイ思春期ムービー!

映画『20センチュリーウーマン』感想・評価

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あらすじ:1979年のカリフォルニア州サンタバーバラ、自由奔放なシングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、15歳の息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に頭を悩ませていた。そこで、ルームシェアしているパンクな写真家のアビー(グレタ・ガーウィグ)と、近所に暮らすジェイミーの幼なじみジュリー(エル・ファニング)に相談する。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ  上映時間:119分 製作年:2016

監督・脚本:マイク・ミルズ

キャスト:アネット・ベニング / エル・ファニング / グレタ・ガーウィグ / ルーカス・ジェイド・ズマン / ビリー・クラダップ 等

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どうも、アバウト男です!

今回扱うのは【人生はビギナーズ】のマイク・ミルズ監督最新作【20センチュリーウーマン】です。元々はグラフィック・デザイナーという平面から映像の方に進出した異色な監督。そういう意味でも仕事柄興味を惹かれちゃいました。

ネタバレとか特にない作品ではありますが、中身の内容には軽く踏み込んでいます。

 

変わった母ちゃんと思春期

率直な感想は、

のほほんとして良さげな雰囲気漂う作品でした!

1970年代後半のファション、インテリアに車、音楽、サンタバーバラの気候と空気感、1枚の写真として切り取れる程キメ画として映えるシーン、グラフィカルな映像表現などがバランス良く混ざり合い、もろもろがオシャレにまとまってて、観ていて心地良かったですね。癒し系。

ちょっと変わった母ちゃんの計らいと、個性的な隣人やマセた幼馴染と過ごす中で、一人息子が人生のアレコレを経験し模索する思春期ムービー。

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光をくれた人【映画感想/評価】『出会いと別れ』を実感する良質なヒューマンドラマ!

映画『光をくれた人』ネタバレ感想/評価 

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あらすじ:1918年、トム(マイケル・ファスベンダー)は戦争から帰還するものの、心は深く傷ついていた。その後彼は、灯台守の仕事に就く。彼はオーストラリア西部の岬からおよそ160キロメートルも先の孤島ヤヌス島に渡り、3か月の間一人で生活する。そして正式に採用されたトムは契約のために町に戻り、土地の名士の娘イザベル(アリシア・ヴィキャンデル)と出会う。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ / オーストラリア / ニュージーランド 上映時間:133分 製作年:2016

監督・脚本:デレク・シアンフランス

キャスト:マイケル・ファスベンダー / アリシア・ヴィキャンデル / レイチェル・ワイズ / ブライアン・ブラウン / ジャック・トンプソン / フローレンス・クレリー / レオン・フォード 等

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どうも、アバウト男です!

新作映画を観てはその感想を書くルーティンに疲れてしまって、ブログとは距離を取ろうかなと思っている今日この頃ですが、そんな中でもパタッとやめるのは何だか寂しくて、これからはここぞの作品に絞って気が向いたら書くスタンスにシフトして行きます。気になった新作映画は引き続き観て行きますが、それかめっちゃ短文にしようかな。

今回は扱うのは【ブルーバレンタイン】のデレク・シアンフランス監督の新作【光をくれた人】になります。結末のネタバレはしていませんが、それなりに踏み込んでいます。

 

本当に大切なものに気付く

感想は、 

かなり良かったですよ!

ある夫婦の物語を通して『単純では無い人生の上手く行かなさとか紆余曲折』を時に美しく時に残酷に、良質な映像にキャストの演技・ストーリーテリングにより力強く感動的に魅せてくれました。

人生における『出会いと別れ』の意味を改めて感じ、『自らの人生を受け入れ、本当に大切なものに気付く』夫婦を描いた、恋愛ドラマというよりもドストレートなヒューマンドラマ。

それでいて感動押しな宣伝の通りシッカリと感動させられ、夫婦が陥る状況に苦しいくらいに胸を締め付けられ、過去に【ブルーバレンタイン】や【プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命】と評価の高い作品を撮ってきたデレク・シアンフランス監督作の中では、一番分かりやすく『良い作品』になったんじゃないでしょうか。一般ウケし易い作品というか。

国内版のポスターが単なるみたいな恋愛映画っぽく見えちゃってるのがなんとも残念ですね。 f:id:tyler-7:20170603125727j:plain

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