あらすじ:南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス(タイ・シェリダン)。ある日彼は、親友のネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)とミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな男マッド(マシュー・マコノヒー)と遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。(allcinema)
現代版【スタンド・バイ・ミー】ではないと思う
う〜ん、【スタンド・バイ・ミー】か...?ってな映画です。
映画としては終始『ザ良い映画』的な雰囲気を醸し出してるんだけど、実際はそこまでそうでも無かった印象。マシュー・マコノヒーは確かにカッコイイんだけどマッドの人殺しの動機に全く共感が出来ないし、お前もろもろ巻き込んで結局何なんだよとw
結果マッドに関わることで主人公の少年エリスが『愛』が何なのかを学んだり気付いたりして行くんだけど、単にここでのマッドはその道具でしかない。近所のおじさんも終盤の山場を成立させるためのキャラだしな…
エリスが荷台に乗って車が走るシーンが好き
色んなところでパットしないんだけど唯一、少年エリスを荷台に乗せ車が走るシーンはキレイだったな〜!ありがちなシーンなんだけど、あそこだけでとりあえずはこの映画を観て良かったと思える。スゴイ様になっていてその通りの風景然り・車の感じ・光の加減・明るさなど絶妙だった。それもあの車の荷台乗りたいよ〜!
エリスの唯一無二の友人のネックボーンのキャラがイイ味出してた。いつもあっけらかんとしていて名前を紹介されると変な決めポーズをしたり。子供なのにカッコイイ!コイツがいるかいなかで全然違ってたな。( ※写真の手前のボウズの少年 )
まとめ
良かった点
- 子供2人の演技
- エリスを荷台に乗せ車が通りを走っているシーン
- ウミヘビがこの一帯で毛嫌いされている環境設定がなんか新鮮
- ネックボーンの存在
悪かった点
- マッドのダメ男ぶり( ※あの救出シーンは除く )
- マッドが愛している女の存在
- エンディング
評価:★★★ 普通に楽しめました。実際は3点弱くらいかなー。
[ 予告編 ]
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