あらすじ:謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。そんな中、軍の広報担当だったケイジ(トム・クルーズ)少佐は、ある時司令官の怒りを買い、一兵卒として最前線へと送られてしまう。しかし戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。そんな過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。やがて彼はカリスマ的女戦士リタ(エミリー・ブラント)と巡り会う。彼のループ能力がギタイを倒す鍵になると確信したリタによって、最強の“兵器”となるべく容赦ない特訓を繰り返し課されるケイジだったが…。(allcinema)
スターシップ・トゥルーパーズ+ ループもの映画!
トム・クルーズ主演映画【ALL YOU NEED IS KILL】を3Dで鑑賞。
っていうか本当にこのタイトルが覚えづらっ!
「ALL NEED KILL..?」「ALL NEED YOU ..?」ってこら、何でこんなタイトル!ってなことはもう置いておいて、カッチョイイ『男』映画【アウトロー】以来久しぶりのトム・クルーズの映画だ。ざっくり言うとスターシープ・トゥルーパーズ+ループものって感じの映画です。
【スターシップ・トゥルーパーズ】好きとしては、あの序盤のビーチの戦場に投げ出される『無理ゲー』戦場シーンにはシビれた!好きっ!【プライベート・ライアン】を彷彿とさせる絶望感もあった。
全体通すとかちょいちょいユーモアを入れて来てループを何回も繰り返す前半が山場だったなと。ちょっと全体的に色々と詰め込み過ぎな印象があって、後半は駆け足気味だった。
修行して強くなると言うより、覚えるだけ??
この映画、ループを繰り返して修行して強くなると言うより、ループを繰り返して相手の動きを単に覚えて徐々に前回より先に進む方式なんだよね。それって根本的に「それ、強くなってんの?」って疑問は正直湧いた。
ある意味一つ一つ敵の攻撃・行動パターン・タイミングを思えるって、結構大変なコトなのにその大変さの描き方が軽くて軽かったなと、過酷さがちょっと分かりづらい。そこがゲーム感覚っぽいんだけどね。
おれの好きなエミリー・ブラントのチョイスは最高!汚れが似合う戦闘力の高い良い女似合ってました。あのデッカい刀もカッコイイ!あとあの動きにくそうなパワードスーツの重たいモッサイ感は説得力あって好感持てた。「あんなの着て戦いたくねぇ、操作もよく分からんし着ているだけでシンドイ...でも着ないとヤバいでしょ。」的な。
それで言うとギタイがあまりにもワシャワシャし過ぎてあんまり脅威に見えない。『お前結局何やってんの?!』みたいな。漫画のギタイよりかは速過ぎて絶望感あるけど。
まとめ
良かった点
悪かった点
- 後半からなんか普通な感じ
- ギタイ消滅の方法
- エンディングの混乱するモヤモヤ感
評価:★★★ 普通に楽しめました。3Dの臨場感は必須かな!でいうと悪かった点って結構重要な所だよね、3Dだから視覚的にかなり楽しんだけど2Dなら「う~~ん、まぁまぁ」って感じになるかも。
[ 予告編 ]
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スターシープ・トゥルーパーズ
無理ゲー映画の傑作、虫がいっぱい「うげーー!」ってなる。
上陸作戦の地獄絵図シーンは衝撃的、グッと来る。※グロ注意です。
ミッション:8ミニッツ
似た様な連続ループもので面白かった作品。