1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士(渡辺謙)とグレアム博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。ジョーは、いまも原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。彼は真相解明のためにはかつての実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び立入禁止区域への侵入を図るが…。
神か悪魔か...? ゴジラここに復活!!
前から楽しみにしていた【GODZILLAゴジラ 】を初のIMAXで鑑賞してきました。一言で言うなら『ゴジラ、カッケーーー!』これに尽きる作品だと思う。【ゼロ・グラビティ】然りこれは映画館で観ないと良さ半減な映画で、なんと言ってもあの『雄叫び』の迫力、これは是非映画のサラウンドで聞いて欲しい!
1998年のローランド・エメリッヒ監督によるアメリカ版【GODZILLA】は突然変異のでっかいトカゲっぽい風貌からだいぶ不評の嵐だったが、今回のギャレス・ドワーズ監督の【GODZILLA】は少しぽちゃっとしてるものの確かにあのゴジラだった。
漆黒の愛くるしいボディに実はエグい戦闘能力、ワニみたいな泳ぎのスマートさ、色々と魅力半端ねぇ...! っていうかこんなデカイんだ..って。
今回の映画で結構描かれるのが怪獣達がもたらす地震や津波などの自然災害、ビルも怪獣達が歩くたび・戦うたびに倒壊&停電。あたかもゴジラが自然災害のメタファーとして具現化した存在に思える。観ている間は悪魔でもあり史上最強生物であり神でもあるのだ。でも今気付いたけどゴジラって『GOZILA』じゃなく『GODZILLA』って書くのね、神が入ってるじゃないか〜!
ゴジラが素敵なだけに他の良くない点が目立つ?!
カマキリっぽい敵怪獣のムートーも個人的には良かったし、導入のシリアス展開から大人向けな本気感がビシビシ伝わって来たんだけど、ただゴジラやムートーのシーンが迫力があるだけに怪獣が出ていないシーンはどうしても地味でタルさが際立つ、正直眠くなるほど。監督そういう意味では上手くないな〜と思ってしまう。
実際にゴジラがちゃんと出て来るまで引っぱり過ぎな感もあるし、もっとゴジラの戦闘シーンは観たかったけど、これは続編のお楽しみかな。他には日本シーン部分の描写の甘さも気になるところ。ゴジラがぽっちゃりなのは長い年月寝てたってのでなんか納得はできたけどね。
とは言え海外クオリティのゴジラ&戦闘シーンが大きいスクリーンで観れただけで満足!続編は色んな怪獣が出るっぽいし楽しみだな!IMAXも良かった〜、これで【ジュラシック・パーク】とかもし3Dで観れたらそれはそれで凄そうだなと思った。
まとめ
良かった点
悪かった点
- 怪獣が出ていないシーンがタルい
- 人間のキャラに魅力的な人がいない
- 突っ込みどころは多々ある
評価:★★★★ 結構良かったぜ! IMAX鑑賞込みでこのくらいかな。
[ 予告編 ] 「GODZILLA ゴジラ」予告3 - YouTube
でもなんやかんや言ってもゴジラおかえりーーー!
関連&オススメ作品!
今作を観たとき不意にジュラシック・パークを初めて観た時の事を思い出した。
【ゼロ・グラビティ】
映画館で3Dと言えばこれ。この作品級に【GODZILLA】は映画館で3Dがオススメ!
【GODZILLA】エメリッヒ版
内容は全然覚えてないんだけどね〜。使われた『Jamiroquai』の曲は好き!