インドネシア・ジャカルタのインターナショナルスクールで、卒業を直前に控えた生徒20人に特別な課題が出される。それは核爆発により荒廃した世界で、10人分のシェルターに入る人間を20人の中から選び出すというもの。
科学者や軍人などの職業が与えられ、仮想終末世界での討論が繰り広げられる状況で、仮想と現実の境界線がはっきりしなくなり、やがて生死を左右する戦いへと発展していく。(シネマトゥデイ)
えっと、それ『想像』の範疇超えてねぇ??
最寄りのTSUTAYAでこの映画が全作借りられてた時に愕然としてしまった…
こんな映画をこんなにも多くの人が借りてるなんて… 他にもっと面白い映画なんていくらでもあるのに、「パッケージとか予告でハードル上がっちゃったんだろうなー...」そんな感じの完全に『パッケージ&予告編からすると大いに期待を裏切ってくれる映画』です。
観たけど思った以上に『ルックだけそれっぽくてつまらない映画』でした。
全部『教室以外のシーンは先生と生徒達の思考実験の想像』なんだよね。「え、あの予告で観た壮大な風景とかって想像に世界なん...?」的な、これはオチでも何でもなくて「こういう状況なら、君たちはどうする?想像してごらん」の世界でのストーリーが大半。
それが結構『想像』の範囲を超えちゃったりもして、『いや、なら何でもアリじゃん!』って。都合の良い後付けが多過ぎて乗れなかった。
『実はこうでした!どう!?』みたいにドヤ顔で見せられても、あくまでもそれは想像の中だから驚きもしないし「は〜… 何それw」って、この映画は全編通してご都合主義でこの監督『想像』ってものに甘え過ぎだし終始イライラしてしまった。
先生が背の高いイーサン・ホーク?!
『実はこの想像と思っていた破滅の世界が本当の世界で、現実逃避から実は教室の場面が想像の世界だった…』的なありがちなオチの方がまだ救いがあるかなと思うぐらい。すげぇオチが来るのかと思いきや何もなく、最後の真相もしょうもなかった…
この思考実験を仕切っている先生( ジェームズ・ダーシー )が若干イーサン・ホークに似てたのもなんかイラッとした、背の高いイーサン・ホークみたいな。それくらいこの映画おれは嫌いでオススメしない。
まとめ
良かった点
- 【戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版】よりかは辛うじてまだマシ
悪かった点
- 都合の良すぎる『想像』による思考実験
- 壮大なシーンは『想像の世界』というパッケージ&予告からの裏切り
- こんだけ生徒がいて魅力的なキャラが1人もいない
- 話として面白くない
- 先生の『コイツ何だ...?感』&無駄にイーサン・ホークに似てる
- 最後のオチのしょうもなさ
評価:★ マジつまんねぇ... というか『嫌い』って感じかな。
[ 予告編 ] 映画『ラスト・ワールド』予告編 - YouTube
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