セレブなハリウッド・スターに憧れる少女ニッキー(エマ・ワトソン)は妹のサムと共に、学校に行かず母親の自宅授業を受けている。一方、新しい学校に転入したばかりのマークは、おしゃれやブランドが好きな少女レベッカと意気投合、マークにとっての初めての親友が出来る。
ある日、パリス・ヒルトンがラスヴェガスでパーティをすると知ったマークとレベッカは、ネットで彼女の自宅を調べてその豪邸への侵入を試みる。やがて2人にレベッカの友人クロエとニッキー、サムの姉妹が加わる。以来、5人はネットでセレブの動向をチェックしては、その留守宅に侵入し、高価な品々を易々と盗み出していくのだったが…。(allcinema)
海外のDQNどもめ!!!
海外の『何となくシャレオツ映画』の達人ソフィア・コッポラがいつも通りのシャレオツ感で『海外のDQNども』を撮った映画【ブリングリング】を今回やっと観ました!
こういった若干ケナシが入った説明も、この映画観た後だから言い方なんだけど、率直な感想は「映画館に観に行かなくて良かったわ〜!」
単に海外のDQN達の映画を観せられて何を感じろって言うんだろう?的な日本ではかなりハマづらく共感できない映画だった。女性なら「芸能人のアクセ付けられてイイな!」とか思ったり共感できるのかな?
前作のソフィア・コッポラの映画【SOMEWHERE】は良かったし、もうそんなに覚えてないけ過去作の【ロスト・イン・トランスレーション】や【ヴァージン・スーサイズ】もまぁまぁだったから、今回はエマ・ワトソンちゃんも出てるし、なんか見た目ののシャレオツ感も相変わらず出てて期待してたんだけど、全くダメでしたね。
ずっと「これから何か起るのかな〜?」っと思ってたら結局何もなくスッと終わっちゃって... これだったら予告編観たら十分じゃね?
というか予告編を90分に伸ばしたみたいな映画。
海外のDQN 対 日本のDQN
でも海外のDQNは規模が大きいな〜と。日本では食洗機に人が入ったり醤油差しを鼻に突っ込んでる写真をTwitterで流して馬鹿を曝してるけど、向こうは芸能人の豪邸に泥棒に入ってそれを周りに言いふらしたり、盗品を身に付けたり売り捌いたり… どっちもカスだけど日本はさらに情けなくなるね。
メンバーが逮捕された時は映画【BULLY】っぽかったけど、ただぽかっただけね。
映画の中身としては内容は薄いし、エマちゃんのお色気・やんちゃシーンもないし、オシャレでもなしい、メッセージ性もないし、何だよこれ!実話モノだとしても、ソフィア他にいくらでも魅力的な題材あったろ!?頼むぜー!
結果5人が並んで堂々と歩いてる姿も「何、盗品身に付けてドヤ顔で歩いてんだよw」ってダサかったし、劇中ケバいエマちゃんが沢尻エリカみたいになってて、最後戯言をべちゃくちゃ垂れ流すんだけど、
うるせーーよ!
エマちゃんのキャラが芸能プロデューサーの男とか食い漁ってるくらい弾けてたらまだ救いがあったわ。。髪型はロングも可愛いけど【ウォールフラワー】の時のショートの方が好きかな。
ただ、面白くはなかったけど90分サラッと観れたのはソフィア・コッポラの上手さだと思う!次回作に期待。
まとめ
良かった点
- ハリポタじゃない普通のエマ・ワトソンが見れる
- 90分間サラッと観せてくれる
悪かった点
- 内容は薄いしメッセージ性も感じられない
- 色々ダセー
- 日本人だと共感しづらい
評価:★★ うーん、イマイチ... これなら【BULLY】観た方が良い!
[ 予告編 ] 映画『ブリングリング』予告編 - YouTube
関連&オススメ作品
【SOMEWHERE】
前作の方が断然好きかな!なんと言ってもエル・ファニングが可愛い。
【BULLY】
実録モノならこっちの方がエグイし面白しろかったかな、観直したい。
【ウォールフラワー】
こっちのエマちゃんの方が良い!意外と世間的に評判がいい映画。