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アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

【邦画】寄生獣 / 映画【GANTZ】クオリティ?!『漫画の実写化』以前にあれやこれや

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ある日突然、地球に謎の寄生生物“パラサイト”が出現した。パラサイトは人間の体内に侵入すると脳を食べてその人間の身体を乗っ取り、他の人間を次々と捕食していく凶暴な知的生命体だった。そんなパラサイトの増殖は、人間社会に気づかれることなく、水面下で徐々に進行していた。

ごく普通の高校生・泉新一(染谷将太)は、ある時パラサイトに寄生されてしまうが、偶然にも脳への侵入は阻止することに成功する。新一の身体全体の乗っ取りに失敗したパラサイトは、やむを得ず彼の右手に居座り、自らを“ミギー”(声:阿部サダヲ)と名乗って、新一に互いの生存のために協力し合うことを提案する。こうして、嫌々ながらも選択の余地なくミギーとの共生生活を受け入れるハメになる新一だったが…。(allcinema)

 

おれの中でのダメ映画【永遠の0】の山崎貴監督が大傑作漫画『寄生獣』の実写化を主演に染谷将太深津絵里、他豪華キャストを迎えて挑んだ作品。映画【寄生獣】を映画の日(料金が1000円)に観て来ました。

映画による『漫画の実写化』問題ってよく出てくるけど、今回は1本の映画として観て、分かりやすく『良かった点』と『悪かった点』と2つに分けて書こうかなと思います。

 

良かった点

思ってたよりグロ描写を見せてた

小学生でも観れるPG12なのと予告編のトーンからそこまで露骨なグロ描写は抑えめなのかなと思ってたら、意外にもその辺ちゃんと見せてました。思わぬサプライズだったのでそこは良かったです!逆に「小学生、これ大丈夫か?」と思うシーンもちらほら。

顔の変形のクオリティとかも、乾いているからもうちょっとヌルッとした質感欲しかったけど、アクション含め見た目イイ感じでした。大好きな映画【ブレイド2】のリーパーズを思い出すな。

 

池内万作さんの起用

ガッツリな有名人キャストで固めて来る辺りそれだけで狙い過ぎで、ちょっとウンザリするんだけどA役の中ボスキャラに池内万作さんを配置するあたりグッと来ました、声としゃべり方もイイよね。

最初に寄生される人もそうなんだけど『寄生獣フェイス』というか、完結編で出てくるであろう新井浩文然り漫画に出てきそうな顔の人がいるだけで世界観が出るし好感が持てる。池内万作さんはドラマ『金田一少年の事件簿』の明智健吾役の人ですよ!

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その他もろもろ

その他では「お、ここで!?」なタイトルの出方はアガった。橋本愛ちゃんが可愛かったり、深津さんも原作の雰囲気や見た目とは違うけど、存在感とか醸し出す空気が良かったっす。米倉涼子とか天海祐希とかじゃなくて良かった...

良かったところはそれくらいかな〜

 

悪かった点

ミギーの声が阿部サダヲ

決して阿部サダヲは悪くないですよ、これだけは言いたい!むしろキャスティングのセンスの問題かな。観ていたら結果慣れるんだけど、振り返ると「悪いというより阿部さんじゃ無い方がもっと良かったんじゃない?」と思う。

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せっかく『寄生獣』の世界観に浸りたいのに、阿部さんのあの特徴ある声だとイチイチ現実に引き戻されるというか、顔さえチラ付くんだよね。あれだけ阿部さん押しのPRもしてるし。

逆に少し低めの声で淡々と喋る方が、見た目は変にキュートなんだけど、しゃべってる事や声自体が怖くてそのギャップも味になるし『コイツやっぱり何考えてるのか分からない・いつ裏切るか分からない感じ』が出て良いと思うんだよね。阿部さんだと終始味方感や安心感・親近感が出ちゃってる。

『未知で謎のパラサイト』の声を、特徴のある『みんな大好き有名芸能人』を起用してどうすんのよ!せめて芸能人はやめろよ。

 

何かと説明的過ぎる

トータルして『アクション3:喋り6:その他1』くらいの割合の、漫画よりもだいぶ説明的な内容になってる映画でした。

主人公:新一とお母さんとのシーンにはいかにも「この後お母さんとの重要なくだりあるからね」と言わんばかりの感動的な音楽を流すのもいかがなモノかと思う、そうでもしないと不安なのかよ?不必要な予防線がウザいです。

終盤、新一の内面・外見の変化も露骨。これは染谷くんの演技なんだけど分かりやす過ぎ… 『見た目は変わってないのに言ってる事ややってる事がおかしい』ってぐらいの方が怖いし、実写の見せ方としてスマートだなと。これも監督の指示臭いけどな…

原作では見た目から雰囲気変わってるんだけど、あれは漫画だからの表現であって実写化するならするなりにもっと有効的な見せ方があると思う。

あとみんなベチャクチャしゃべり過ぎ…

 

東出昌大の『やり過ぎ』演技

とうとう化けの皮が剥がれて来たというか【桐島、部活やめるってよ】で評価されたけど、あれって素の東出くんな雰囲気で特に演技っていうより、そもそもあぁいう感じの人なんだと思う。だから演じてるというよりもナチュラル。

【クローズEXPLODE】のヤンキー役とか本作のサイコ野郎もそうだけど、自分の中に表面的なイメージはあるけど… みたいな。というか今回は「ウケ狙ってんの?」ってくらいのコント的な『やり過ぎ』演技で、結果あれくらいしかまともに出ないなら東出くんである必要性もそこまで感じなかった。若い人向けの引きだけに見える。

とんねるずの『みなさんのおかげでした』に出てた東出くんはスゲェ良い人そうで好感度アガリました。

 

その他もろもろ

その他でも、作品内の『時間の感覚』がどういうスパンの流れなのかちょっと掴み辛かったり、お母さんが関わるところの強引さや轢かれた犬のおもちゃの縫いぐるみみたいなクオリティや、染谷くんの使い方も他の作品で見たような使い方で新鮮味も特に無いし、無駄に2部作構成だったり。細かく見れば色々と。

 

まとめ

個人的には『漫画の実写化』って別にめちゃくちゃ面白ければ原作に忠実じゃなくても、映画は映画の見せ方だってあるし全然良いのよ!

それよりも細部のダセーところとかタルいところ・いちいち引っかかるノイズを極力無くすことで、より『作品』の質を高め行くってのがそもそも大事だと思う。キャスト揃いとCGに満足してないで!

 

それでいうとノリとしては期待を多いに裏切ってくれた実写化【GANTZ】よりちょっとだけ「良いかな〜」って感じの映画でした。【永遠の0】からそんなに変わってないです。本作、原作読んでない人の方が純粋に楽しめると思います!

1000円で観れたからまだ良かった...

評価: ★★★  普通に楽しめました。 2部作じゃなく3時間くらいで1本にまとめてよ。

[ 予告編 ] 映画「寄生獣」予告 - YouTube

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