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アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

【感想】セッション / 漫画的で分かりやすい、観た人誰もがアガる『ドヤ』映画!!!

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あらすじ:名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するアンドリュー(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:107分 製作年:2014年

監督・脚本:デイミアン・テャゼル

キャスト:マイルズ・テラー / J・K・シモンズ / メリッサ・ブノア / ポール・ライザー / オースティン・ストウェル / ネイト・ラング / クリス・マルケイ / デイモン・ガプトン / スアンヌ・スポーク / マックス・カッシュ / チャーリー・イアン 等

 

 

仕事が忙しくなってちょこちょこ映画は観てるにも関わらず、ブログを書く体力がない日々を過ごしてました。覗いてくれてる方ありがとうございます! 

んーー!んーー!エビバディ・セッション!!!

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ちょっと言いたかっただけです。

そんな事はさて置き、それだけ『みんな』が観てて『力の入る』映画だった【セッション】、観てからだいぶ経ってもはやうろ覚えですが、せっかく観たのでさらっと感想を書いておきます。

 

分かりやすく面白い作品!

プロのジャズドラマーを目指す傲慢でちょいぽちゃ学生:アンドリューと、名門音楽学校の鬼講師:フレッチャーの言わば漫画的な『スポ根』映画だ。

罵詈雑言を吐きかけ自分の思うレベルまで持って行こうとする、それ以外は認めないドSなフレッチャーに対して、それに応えようと彼女や友達さえも排除した、ストイックな姿勢で臨むアンドリューとの、より高い次元を目指す『バトル=セッション』が緊張感をもって繰り広げられる。

F:このレベルまで来れんのか?  A:何が何でもやってやる!な具合に。

 

講師フレッチャーで言うとパイプ椅子をマジに当てようと投げつけるあたりコイツはヤバいなぁ… とあのシーンでアンドリューと共に観ている側も気付かされる。それこそ蜷川幸雄ばりな。

罵倒のバリエーションがやたら多かったり、飴(時たま見せる笑顔や承認)と鞭(エゲツない罵声や出来るまでの繰り返し)の絶妙な使い分けと配分や、音楽意外の事に頭を使わないためなのか服装が黒のTシャツ一択なあたり、実際にあんな人いそうだし魅力的なキャラクターに仕上がってる。それをJ・K・シモンズが見事に演じきり助演男優賞も納得なハマり役だ。

 

一方のアンドリューは大学生特有の驕り感が良かった。『俺はこれだけ練習もしてるし、誰よりも上手い』と自負があって、時たま見せる分かりやすいニンマリなしたり顔や常軌を逸する行動が見た目のキャラとよく合っていた!

あれだけ汗かいて手の皮が剥けるくらい練習してるんなら、漫画的な表現だけどもっと痩せてゲッソリするくらいまでやっちゃって欲しかったな。あれだけ目がイッてたのに、体型は終始変わらずなのが個人的には残念。。

 

あのフレッチャーが一人一人に弾かせる下りのドキドキ感や、連帯責任で『出来る人』にも演奏を付き合わせてプレッシャーをさらに掛ける所業とかホント嫌だね〜!胃がキリキリするわ。習い事をやった事がある人なら少なからず共感できると思うあの嫌さ!

 

実際演奏を観てる分には何が悪くて何が良いのか分からないけど、その分かる人には分かるミクロなテンポ・タイミング・息遣いなんかの良し悪しが存在すら左右する世界の中でより上を、完璧を目指すあたり素直に凄いなとは思う。

 

これでもかと『ドヤ感』の連続!

この映画終始『ドヤ!』の連続で、そこがこの作品の売りだと思う。冒頭に流れる軽快な曲のドヤ!/上級クラスにフレッチャーが登場のドヤ!/アンドリューの自主練で血に染まった手を氷水に付けるドヤ!...とその後もこれでもかとドヤの連続でやはりラストで一番のドヤ!

ラスト9分間はそりゃアガるよ!( 都合良過ぎだけど )

この『ドヤ感』が弱冠28歳で初長編監督作品の前のめりな熱量だし、監督の「俺の見せたいのはコレだ!」って明確さにも好感が持てた。それを受け取る方も体力がいる映画だ。

 

単に2人の高みを目指すセッションだけではなく、2転3転するハッとする展開も抜かりない。

他ではアンドリューの価値観の違うお父さんの件や、ライバルとして出る先輩カールの名脇役ぶり、出てくる音楽がどれも良かったり、ツッコミどころはあるんだけど、力強くシンプルな作りに誰もがアガッてある程度楽しめる作品だと思う。

 

まとめ

良かった点

  • これでもかのドヤ感
  • 師弟&宿敵な2人のやり取りとキャラ
  • 劇中の音楽の良さ
  • イイ味出してた先輩カール

悪かった点

  • アンドリューに都合良過ぎな展開
  • 最後のフレッチャーのあの行為の飲み込み辛さ

評価:★★★  普通に楽しめました。ちょっとハードル上げ過ぎたかな。

[ 予告編 ] 映画『セッション』予告編 - YouTube

[ 映画館を探す ]「セッション」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

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【ダイバージェント】の軽い感想はこちらに↓

 

【ウェイヴ】

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