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"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

【映画感想】ウォーリアー / アガる事必至!美味しい要素テンコ盛りの熱い兄弟&格闘技映画!!!

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あらすじ:アルコール中毒の父親を逃れ、母親とともに家を出たトミー(トム・ハーディ)が14年ぶりに実家に戻った。父の指導により、学生時代はレスリングの選手として名を馳せていた彼は、総合格闘技の大イベント“スパルタ”に出場するため、父にトレーナー役を依頼する。
一方、トミーが家を出て以来、生き別れとなっている兄のブレンダン(ジョエル・エドガートン)もまた、かつて格闘家だったが、今は教師として働いていた。しかし、娘の病気にかかる医療費のため家計は厳しく、銀行から自己破産をすすめられてしまう。愛する家族を守るため彼に残された道は、総合格闘技の試合で金を稼ぐことだった。(オフィシャルHP)

 

製作国:アメリカ / 上映時間:140分製作年:2011年

監督・脚本・製作:ギャビン・オコナー

キャスト:トム・ハーディ / ジョエル・エドガートン / ニック・ノルティ / ジェニファー・モリソン

 

 

確信犯的な兄弟&格闘技映画!

【マッドマックス 怒りのデス・ロード】や【オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分】など、ここ最近乗りに乗っている俳優トム・ハーディ。
彼をしっかり意識したのがクリストファー・ノーラン監督作の【インセプション】なんだけど、そのすぐに後に作られた主演作がこの【ウォーリアー】で最近レンタルに登場し、これがどうやら『良作』らしいので借りて観てみました。
 
美味しい要素がこれでもかと詰まった兄弟映画であり総合格闘技映画!確信犯的な人物配置にシチュエーション、着実な積み重ねとズルいよ。見事に乗せられてしまった。
こんなんアガるに決まってんじゃん!

正義とか悪とか括りなく、弟のトミーと兄のブレンダンは互いに闘う男=戦士:ウォーリアーとして、どちらにも負けられない事情を抱えて檻の中でぶつかり合う。本来のスポーツのあり方を見たような、そこに人はスポーツや格闘技に魅せられるし熱くなるんだと思う。

2人のファイター(兄弟)のストーリーが交互に展開し、その見せ方から宿命の相手だということを匂わせる。それぞれの置かれてる状況から戦いに身を投じ、人柄徐々に垣間見えて来る。トーナメント当日まで特訓を重ね、後に運命的に混じり合う。
上手く端折るところは端折って見せ方もスマート、格闘技映画に必須な『特訓シーン』をちゃんと入れてくれてるとこや、グッとくるポイントを計算してバランス良く配置し、物語を盛り上げるのが上手い監督ですね。

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トム・ハーディ演じる弟のトミーは『ある過去』を持つ元アメリカ海兵隊。トレーナーは父親で、ファイトスタイルは打撃を得意としている。兄のブレンダンは物理の教師で妻子持ちで、トレーナーはジムを経営してる親友、得意とするのは関節技。
そんな環境もタイプも違う兄弟の対比が互いに引き立て合って、その中に確執のある父親が入り『兄弟と父親』との歯がゆい三角関係もこの作品の見所。
兄弟の特訓の内容や入場曲、勝った後のリアクション、周りの人物配置の差とかも味わい深いですね!あとブレンダンの奥さんの色気がパナい!

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トーナメントでのファイトシーンは、今はもうやらなくなってしまったけど、大晦日に総合やK-1などの格闘技を見ていたあの頃のテンションと高揚感を思い出した。また大晦日にPRIDEとかK-1とかやってくれないかな〜! 
 

申し分ないキャスト陣とちょっとした苦言

トム・ハーディの肉体的説得力ややさぐれ感も良かったし、ジョエル・エドガートンの兄貴ぶりもハマってました。父親役のニック・ノルティも本作で84回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされてるだけにイイ味出してる。周りのキャスト陣も諸々申し分ないです。

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ただ、一つ苦言があるならラスト!ドラマチックさを意識し過ぎて、その前までがかなり満点なだけに妙にトーンダウンしてしまう。選手の体力と比例して監督疲れちゃったのかな?
試合中兄弟のおしゃべりが多くなりセリフでの訴え掛けがあまりスマートじゃない。もう少し、表情や関係者のリアクション、画角&カットの見せ方でそれを伝えて欲しかったな。
急なホモ臭いイチャイチャしたタッチの変わりように戸惑ってしまった、少し残念でしたね。それでも良質な映画には変わり無いです!そのラストファイトも漫画的で人によってはウケるだろうし。 
ボクシングの兄弟映画【ザ・ファイター】や、宿命のライバルを描いたF1映画【ラッシュ/プライドと友情】とかが好きな人にオススメしたい!あとは個人的に漫画『新ジャングルの王者 ターちゃん』の『ソドム兄弟』の回をなんとなく思い出したりしました。
 

まとめ

良かった点

  • 確信犯的美味しい要素の組み合わせ
  • タイプの違う兄弟と父親の三角関係
  • 格闘技やスポーツ本来の魅力を感じる

悪かった点

  • ラストのドラマチックなタッチ変更

評価:★★★★★  最高!フォーー!

苦言は呈したけど、間違いなくアドレナリンは出るし尚且つグッと来る感動もあるしで大満足です!普段格闘技に興味ない人でも『ヒューマンドラマ』としても楽しめると思います。

[ 予告編 ] 

 

関連&オススメ作品!

ザ・ファイター

兄:クリチャン・ベイル、弟マーク・ウォールバーグの兄弟&格闘技映画。ぜひこの作品も合わせて観て欲しい!

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ラッシュ/プライドと友情

『タイプの異なる宿命の相手』としてはこの2人の組み合わせも熱くなる!実話映画。

マッドマックス 怒りのデス・ロード

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

新ジャングルの王者 ターちゃん ※漫画

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