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アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

【感想】ザ・ウォーク / 命を懸けた一世一代のパフォーマンス!!!思わずあなたも共犯者!?

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あらすじ:1974年。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、誰も考えついたことのない挑戦をすることに。それはニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ2棟構造の高層ビル、ワールド・トレード・センターの屋上と屋上の間にワイヤーロープを張って命綱なしで渡っていくというものだった。そして、ついに決行の日を迎えるフィリップ。地上110階の高さに浮いているワイヤーを、一歩、また一歩と進んでいく彼だったが……。(シネマトゥデイ) 

 

製作国:アメリカ 上映時間:123分 製作年:2015年

監督・脚本・製作:ロバート・ゼメキス

キャスト: ジョセフ・ゴードン=レヴィット / ベン・キングズレー / シャルロット・ルボン / ジェームズ・バッジ・デール / クレマン・シボニー / セザール・ドンボイ / ベネディクト・サミュエル / ベン・シュワルツ / スティーヴ・ヴァレンタイン 等

 

思わずあなたも共犯者!?

元々本作の予告を観てジョセフ・ゴードン=レヴィットの植毛されたような髪型がピンと来なくてスルーつもりだったのに、Twitterでやたら盛り上がりっていた【ザ・ウォーク】。

見るからに3Dじゃないと面白さ半減的な映画なので、結局レンタルするんであれば映画館だなという事で観て来ました。感想は、
 
ぶっちゃけ、結構良かったす!
扱ってる内容はトリッキーなんだけど、映画としてよく出来ているので、思ったよりも万人が楽しめる作品なんじゃないかなと思います。
 

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「勝手にワールドトレードセンターにワイヤーロープ張って地上411mの綱渡りに挑んでドキドキ・ハラハラ…って勝手にやってろよ!」なスタンスで観に行ったのに、見せ場の綱渡りまで、主人公:フィリップ生い立ちや、仲間との出会い・入念なビルの下調べに当日のセッティングの過程を、スマート且つ丁寧に見せられたら、そりゃもう否応なく観ている側も『共犯者』ですよ。
モノローグ的に本人に話を語らせるあたりも一種ドキュメンタリーっぽくて良かった。
 
それをせずにはいられない衝動のような夢を目を輝かせて語り、強引に周りを巻き込み、実行に移す情熱とフィリップのオラオラな人間味。一歩間違えれば乗れないような内容なんだけど、その辺りは仲間=共犯者と同じように上手く丸め込まれたなと。
 
不法進入など諸々は犯罪行為なんだけど、見る人の度肝を抜き、滅多に見ることの出来ないものを見せ圧倒し、拍手させてしまえばそれはアナーキーなアートというパフォーマンスになるんだなと。この一件は『史上、最も美しい犯罪』と言われたそうな。
 
 

視覚効果とベテランの安定感!

本作水平の奥行きじゃなくて、上下・高低差の『3D表現』が意識的に散りばめられてて、隣のオジサンがビクッとなったのが分かるほど視覚効果を楽しめたし、ラストもキッチリ締めてくれたので良かったですね。
練習のロープを一本づつ消していって時間経過を示したり、ある部分にクローズアップして、シチュエーションを変えるなどの展開の手際も良く、このベテランの安定感!
 
フィリップ役のジョゼフ・ゴードン=レヴットに実際に綱渡りの指導をしたのがフィリップ本人という事で、その辺の彼のやり方や癖なんかも本人ぽさがちゃんと反映されてるのかもね。懸念してた髪型の件はすぐに見慣れます。大丈夫です!
 
ただ「うーん…」なるところもあって、作戦決行の当日の描写に時間を割いた分、それまでの実践的な綱渡りの描写があまり無いので、やる前に「いやいや、お前実力不足だろ!?」とは思っちゃいました。実話なんで、実際にはもっとフィリップは色んな所でやって来てんだろうけど。
それと高所恐怖症の人は特にビビらなくて大丈夫です。3Dとは言え高所の臨場感は個人的にはあまり感じなかった。景色としては縁だけど、ゾワッと鳥肌が立ったり、他の人ほど手に汗握るまでは行かなかったかな。異常に少ないIMAXで観るならまた違うとは思いますが。
 
とは言え、構えて観に行って割には普通に楽しめたので、どうせ観るならこれこそ3Dで観てこその映画だと思います、ぜひ映画館へGO!
 

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まとめ

良かった点

  • トリッキーな内容に観客を乗せる話しの見せ方とテンポの良さ
  • 3Dなどの視覚効果の使い方
  • 綱渡りのドキドキに潜入モノのドキドキもプラスされ、その食い合わせが良い

悪かった点

  • トレードセンターに挑戦しようとするフィリップが実力不足に見えてしまう

評価:★★★★  結構良かったぜ!ちょっと侮ってましたね。今は無きトレードセンターの感慨深さもあり、ゼメキス監督の一個前の作品【フライト】よりは全然素直に楽しめました。

[ 予告編 ] 

www.youtube.com

[ 映画館を探す ] 「ザ・ウォーク」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

関連&オススメ作品!

マン・オン・ワイヤー

2008年公開された大道芸人フィリップ・プティのドキュメンタリー映画。本作を観たらこれも観たくなりますね。これを先に観るか後に観るかでも違うらしい。順番は【ザ・ウォーク】が先の方が刺激慣れしない分楽しめるとの情報。

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フライト

デイゼル・ワシントン主演、ロバート・ゼメキス監督作。英雄か犯罪者か?みたいなのりはちょっと似てるのかな。

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フォレスト・ガンプ/一期一会

トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督作。この作品で第67回アカデミー賞の作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/編集賞/視覚効果賞の6冠を取っています。

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