どうも、アバウト男です。
5月も下旬なんで6月公開で個人的に気になっている&観るつもりの新作映画をピックアップしてみました!
なかなか全部行くのは無理ゲーなほど洋画・邦画共に豊作です!気になる新作をチェックして予定を組んでみてはいかがでしょうか?どうせ梅雨だしね。
並びは公開日順になります。オフィシャルサイトのリンクを貼ったので、細かいあらすじや予告なんかはそちらからチェックしてくださいな。
あとどうでも良い話ですが、実は僕と誕生日が同じ監督の新作が2作も公開するという… 一体誰と誰が同じ誕生日なんでしょうか!?最後にこそっと書いておきます。
気になる6月公開分の12作品!
デッドプール / 公開日 6月1日(水)
製作国:アメリカ 監督:ティム・ミラー
キャスト:ライアン・レイノルズ / モリーナ・バッカリン / エド・スクライン / T・J・ミラー / ジーナ・カラーノ 等
みどころ:すでに世界中で大ヒットしている破天荒ヒーロー映画!個人的には【シビル・ウォー】がローテンションだった分、ノリノリでスコーンと抜けるような楽しい作品を期待。主役然としたインパクトある赤いコスチュームに、刀も銃も容赦なく使うアナログな戦闘スタイルや、飄々として観客にしゃべりかけちゃう辺り魅力的なキャラですね。
本作で監督デビューのティム・ミラーはCGやVFXの分野で20年以上もキャリアを積んだ人らしく【ドラゴンタトゥーの女】のOP映像なんかも手掛けたりと、とにかくカッケー映像が観れそうです!【マッドマックスFR 】の音楽を担当したジャンキーXLも華を添える。
懸念点としては、予告から微かに伝わる『敵があまり強そうじゃない問題』はあるな、ヒーロー映画1作目では良くありがちですが。その分他で楽しめればOKです!周りのキャラとの絡みが面白そう。
期待値:★★★★★ ガッツリ期待しちゃいます!
【シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ】感想 ↓
【追記:感想】
サウスポー / 公開日 6月3日(金)
製作国:アメリカ 監督:アントワーン・フークア 脚本:カート・サッター
キャスト:ジェイク・ギレンホール / フォレスト・ウィテカー / ナオミ・ハリス / カーティス・“50 Cent”・ジャクソン / ウーナ・ローレンス / レイチェル・マクアダムス / スカイラン・ブルックス / ボー・ナップ / ヴィクター・オルティス / リタ・オラ / ミゲル・ゴメス 等
みどころ:【トレーニング・デイ】は忘れちゃったけど、僕の中では【イコライザー】【ザ・シューター 極大射程】のアントワーン・フークア監督最新作。『脂の乗った男をカッコ良く撮る』イメージのある監督さん。
主演は【ナイトクローラー】の怪演が素晴らしかったジェイク・ギレンホール。元世界チャンプが再びリングに上がるボクシング映画。
これは分かりやすく燃えそう!このジェイク・ギレンホールの肉体的説得力にみなぎる良作感!妻にレイチェル・マクアダムスを起用する辺りも嬉しい。分かってるな!
期待値:★★★★★ ダメ親父映画でもありそうなので、きっと泣いちゃうんだろうな。
【ナイトクローラー】感想 ↓
【追記:感想】
FAKE / 公開日 6月4日(土)
みどころ:2014年に『ゴーストライター騒動』で話題になった佐村河内守に迫ったドキュメンタリー。観たくてまだ観れてないんだけど、オウム真理教に迫ったドキュメンタリー【A】【A2】で、数々の海外映画祭で上映され話題となった森達也監督の15年ぶりとなる新作。これだけで単に話題に乗っかってノリで撮ったドキュメンタリーじゃないのが分かる。
ワイドショーの何となくの印象でしか知らない佐村河内守とは一体どんな人物なのか?また彼のFAKEがいつふっと顔を現すのかヒリヒリとした空気感。予告を見ると会話に奥さんを介してるのかな?そこもドキッとしますね。
期待値:★★★★ ドキュメンタリーって劇場であまり観ないから楽しみです。
【追記:感想】
エクス・マキナ / 公開日 6月11日(土)
製作国:イギリス 監督・脚本:アレックス・ガーランド
キャスト: ドーナル・グリーソン / アリシア・ヴィキャンデル / オスカー・アイザック 等
みどころ:すでに本作を観た人のFilmarksの評価がすこぶる高いので気になっている、見事アカデミー賞 視覚効果賞を受賞したSFスリラー。
リブート版【ジャッジ・ドレッド】や【28週後】【私を離さないで】の脚本を手がけたアレックス・ガーランドが監督デビュー。【アバウト・タイム】でタイムスリップできる夫を演じたドーナル・グリーソンに【スター・ウォーズ/フォースの覚醒】でナイスガイなパイロット:ポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック出演。
脚本家が自身の脚本で尚且つ監督するって「この脚本は他の監督には渡せねぇぞ!」って脚本に強い愛着と自信があるからだと思うんだよね、だからそれだけ面白そうだなと。倫理や価値観を揺さぶって欲しい!
期待値:★★★★ これはきっと行くでしょうね!!!【ジャッジ・ドレッド】も好きなので。
【ジャッジ・ドレッド】感想 ↓
【追記:感想】
ノック・ノック / 公開日 6月11日(土)
製作国:アメリカ 監督・脚本・脚本:イーライ・ロス 脚本:ニコラス・ロペス
キャスト: キアヌ・リーヴス / ロレンツァ・イッツォ / アナ・デ・アルマス / アーロン・バーンズ / イグナシア・アラマンド / ダン・ベイリー / ミーガン・ベイリー / コリーン・キャンプ / オットー 等
みどころ:ヒャッホー!!!最高だった食人族映画【グリーン・インフェルノ】から早くも新作が!監督は『こんな目には遭いたくない映画』を撮らせたらナンバー1と言っても過言じゃないイーライ・ロス。主演は【ジョン・ウィック】で見事カムバックを遂げたキアヌ・リーヴス。
家族が留守の間に当然訪ねて来た美女2人を招き家に入れてしまう男に起こる悲劇を描く。「完全にドM男は観にイクべきだろ!」恐らくそんな映画です。イーライ・ロスの奥さんのロレンツァ・イッツォは【グリーン・インフェルノ】から続投ですね。写真向かって左の美人さんです。
期待値:★★★★ またどんな地獄を魅せてくれるのか楽しみだな。場所がアマゾンや異国の地じゃなく『自宅』なので期待値としてはこのくらい。
【グリーン・インフェルノ】感想 ↓
【追記:感想】
10 クローバーフィールド・レーン / 公開日 6月18日(土)
製作国:アメリカ 監督:ダン・トラクテンバーグ 製作:J・J・エイブラムス
脚本:ジョシュ・キャンベル / デイミアン・チャゼル / マット・ストゥーケン
キャスト:メアリー・エリザベス・ウィンステッド / ジョン・グッドマン / ジョン・ギャラガー・Jr 等
みどころ:突如大都会で起きるモンスターパニックをPOV手法で魅せた【クローバーフィールド / HAKAISHA】の『続編』とは明記されていないが完全なる関連作。監督はマット・リーヴスからダン・トラクテンバーグへとバトンタッチ。脚本に【セッション】の監督・脚本を務めたデイミアン・チャゼルが参加してるのが興味深い。
予告を観ると、シェルターとそこから脱出した先の2シチュエーションありそうなんだけど、どちらにどれくらいの時間を使うか『時間配分』が何気キモかなと。部屋に長時間取られるのも嫌だな... というかポスターに映る飛行物体が既視感バリバリで不安になる。
期待値:★★★ あんまり期待しないで観るくらいがちょうど良さそう!
【セッション】感想 ↓
【追記:感想】
クリーピー 偽りの隣人 / 公開日 6月18日(土)
製作国:日本 監督・脚本:黒沢清 原作:前川裕
キャスト:西島秀俊 / 竹内結子 / 川口春奈 / 東出昌大 / 香川照之 / 藤野涼子 / 戸田昌宏 / 馬場徹 / 最所美咲 / 池田道枝 / 佐藤直子 / 笹野高史 等
みどころ:来ましたー!黒沢清監督最新作。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した前作【岸辺の旅】は不思議な雰囲気の一種ファンタジックな作品ではあったけど、本作は監督の持ち味が遺憾なく発揮されそうな、未解決の一家失踪事件と奇妙な隣人との『謎』がリンクするサスペンス・スリラー。
奇妙な隣人役のねっとりした不気味さが滲み出る香川照之の怪演に注目ですね。その娘役に【ソロモンの偽証】の主演だった藤野涼子。妙にポスターで顔が恐い【GONIN サーガ】で一皮剥けた東出くんがどんな演技を見せてくれるのかも楽しみですね。
期待値:★★★★★ ゾッとする様な展開やシーンにガッツリ期待しちゃいます!
【岸辺の旅】感想 ↓
【追記:感想】
葛城事件 / 公開日 6月18日(土)
製作国:日本 監督・脚本:赤堀雅秋
キャスト:三浦友和 / 南果歩 / 新井浩文 / 若葉竜也 / 田中麗奈 等
みどころ:無差別殺傷事件を起こした死刑囚を一家から出してしまった家族の壮絶な苦悩と崩壊を描く人間ドラマ。監督は【その夜の侍】の赤堀雅秋。元々が同監督作の『舞台』を広げて映画にしたらしい。
身内の誰かが犯罪者になってしまって家族が苦悩する設定はたまに見かけるけど、本作はそこに死刑囚となった次男と獄中結婚する訳分かんねぇ女が家族に関わって来る辺り、もう一段階こじれそうでイイなと。その女を演じるのが田中麗奈。三浦友和の荒れる親父っぷりも熱いですね!
期待値:★★★ 【その夜の侍】がイマイチ乗れなかったのもあって、公開してからの巷の評判次第かな。
レジェンド 狂気の美学 / 公開日 6月18日(土)
製作国:イギリス / フランス 監督・脚本:ブライアン・ヘルゲランド
キャスト:ポール・アンダーソン / トム・ハーディ / クリストファー・エクルストン / エミリー・ブラウニング / コリン・モーガン / タラ・フィッツジェラルド / メル・レイド / サム・スプルエル / タロン・エガートン / マーティン・マクレアディー / シェーン・アットウール / サム・ホーア / デヴィッド・シューリス / チャズ・パルミンテリ / ダフィー / チャーリー・パーマー・ロズウェル / ジョン・セッションズ 等
みどころ:【マッドマックスFR】や【レヴェナント】などの話題作の出演でイケイケな俳優トム・ハーディが、実在した双子のギャングスター:クレイ兄弟を一人二役で演じる。これだけでもかなりの引きがある!
予告の質感的には【ブラック・スキャンダル】みたくエンタメ色抑えめの実録犯罪モノっぽい作りなのかな?
一人二役って企画として面白けど、カメラのアングルや合成を変に意識してしまったりするから、そこら辺を意識させずに上手く見せて欲しいな。逆にこういう時だからこそトム・ハーディに似ている俳優:ローガン・マーシャル=グリーンとの競演で双子を演じたら面白そうだったけどね。体格とか違うかw
期待値:★★★★ 兄弟のバランスが【フロム・ダスク・ティル・ドーン】のあの兄弟に似てるところも含め面白そう!
【フロム・ダスク・ティル・ドーン】感想 ↓
ダーク・プレイス / 公開日 6月24日(金)
製作国:イギリス / フランス / アメリカ 監督・脚本:ジル・パケ=ブランネール 原作:ギリアン・フリン
キャスト:シャーリーズ・セロン / ニコラス・ホルト / クロエ・グレース・モレッツ / クリスティナ・ヘンドリックス / コリー・ストール / タイ・シェリダン 等
みどころ:【ゴーン・ガール】の原作者 × シャーリーズ・セロン&ニコラス・ホルトの【マッドマックスFR】コンビ × クロエちゃんと来たらもう観るでしょ!的なやたら美味しい素材の揃ったサスペンス。
28年前に起きた一家惨殺事件で生き残った主人公に「殺人クラブ」という団体から連絡が届く...
【ゴーン・ガール】が面白かったのは質感含め単なるサスペンスに落とし込まなかった監督デヴィッド・フィンチャーの手腕が大きいと思うので、そこまで期待するのもアレかな。本作の監督ジル・パケ=ブランネールがこの美味しい素材をどう調理して振舞ってくれるのか楽しみです。
期待値:★★★ 多分観に行くと思うけど期待値は敢えて下げておこう。で、面白かったら最高!!!
【ゴーン・ガール】感想 ↓
【追記:感想】
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ / 公開日 6月25日(土)
製作国:日本 監督・脚本:宮藤官九郎
キャスト:長瀬智也 / 神木隆之介 / 尾野真千子 / 森川葵 / 桐谷健太 / 清野菜名 / 古舘寛治 / 皆川猿時 / シシド・カフカ / 清 / 古田新太 / 宮沢りえ 等
みどころ:いや〜、待ってました!『スキーバス転落事故』の影響で公開が延期になっていた、宮藤官九郎監督最新作。主演に長瀬智也&神木隆之介、豪華キャスト陣が集結!クドカン × 長瀬智也=大概面白いじゃん!
『地獄から蘇るために奮闘する高校生』って設定だけでもいつも以上にコメディに振り切ってくれそう。何でもアリだからこその馬鹿げたやり取りや、完全に撮影所って感じのチープな地獄セットでどう魅せてくれるのか楽しみ。
良いなと思ったのは長瀬智也:ボケ/神木隆之介:ツッコミの役割配置が明確な分、長瀬のボケが凄く活きそうだなと。三池監督作・クドカン脚本の【土竜の唄 潜入捜査官 REIJI】では生田斗真やキャストの投げっぱなしの大量のボケがダダ滑ってたので、今回はそうなってないように!
期待値:★★★★★ ガッツリ期待しちゃいます! 皆川さんのぶっ飛びキャラがヤバそう。
【追記:感想】
日本で一番悪い奴ら / 公開日 6月25日(土)
製作国:日本 監督:白石和彌 原作:稲葉圭昭
キャスト:綾野剛 / YOUNG DAIS / 植野行雄 / 矢吹春奈 / 瀧内公美 / 田中隆三 / みのすけ / 中村倫也 / 勝矢 / 斎藤歩 / 青木崇高 / 木下隆行 / 音尾琢真 / ピエール瀧 / 中村獅童 / 白石糸 等
みどころ:『日本警察史上 最大の不祥事』と呼ばれた『稲葉事件』をモチーフにした警察の汚職モノ映画。監督は【凶悪】の白石和彌、主演は【リップヴァンウィンクルの花嫁】で好演を見せた綾野剛。
全部観てないから分からないけど、意外と綾野剛がどっぷり悪役に徹してメイン張った作品って無いんじゃないかな?それだけ本人も演技に力が入ってそう!
懸念点としては前作【凶悪】がシリアスに徹してたのに比べて、本作は笑いの要素も入れて来てる辺りどう転ぶか。そのブラックさがヤバさを引き立てたり効果的に働くのか、はたまた「はぁ?んだコイツ…」と冷めちゃうのかそのバランスが難しそう。
期待値:★★★ これも公開後の巷の評判次第なところあるな。【凶悪】にも出てたピエール瀧さん、配役的にも良さそうですね。
【リップヴァンウィンクルの花嫁】感想 ↓
【追記:感想】
以上12作品です!
恐らく全部は観れないと思うけど、キワモノから安定して面白そうな作品と目白押しですね。誕生日の件ですが、黒沢清と宮藤官九郎が同じ誕生日でしたー!
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