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アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

【企画】君の名は。2度目の鑑賞で思った事・気付いた事・考察?妄想!奥寺先輩の婚約者って… ※ネタバレ

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2度目の鑑賞で思ったこと・気付いたこと!

今年ベストーーー!

って訳でもないんだけど、瀧と三葉の2人に起きる『心と身体が入れ替わる設定』に、練りに練られたストーリー、魅力的なキャラクター、固有名詞やそれとなく見せる伏線、彗星の存在、こだわり抜いた美しい画にRADWIMPSの音楽と……

もう圧倒的な情報過多!!! これはストーリーを知った上でもう一度じっくり映像や細かい部分に目を向けたい思いなと思い、ファーストデイを利用して【君の名は。】再鑑賞して来ました。

観終わって思った事・気付いた事を今回はネタバレを気にせず書くので、未見の方は是非観てから読んでください。

 

というか「そんなん初見で気付いてるよ!」って人もいるかもしれないけど、その点は悪しからず。ちなみに新海監督の過去作を復習する訳でもなく、本作の小説版も読んでません。それくらいの思い入れテンションではあります。2度目の鑑賞でパンフは買ったよ!それでは、

 

主なキャラクターはこちら

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予告編

初見時の感想はこちら/ネタバレなし

 

まず気になったところから

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まず初見時にも「うーん…」と思う気になったところは細々とあったんだけど、それに加える形でいくつか。

まず瀧と三葉は『3年』ズレて心と身体が入れ替わっていたんだけど、今になって思ったのは「さすがに3年のズレって生活してたら気付くんじゃないか?」という事。

バイトのシフトやスケジュール/瀧が愛用する日記アプリ/朝のニュースなど、わりと『日付』を意識する媒体に触れる場面も多く、都会・田舎は関係なく自分が今いる時代とのギャップや『3年後』か『3年前』かにはさすがに気付きそうだけどね。

「分かりやすくカレンダーとか部屋になかったっけ?」と観直したら、瀧と三葉どちらの部屋にもわりと目に付きやすいところにカレンダーが貼ってあって「カレンダーあんじゃん!」とちょっと肩透かしは食らいました。

まぁそもそもの話『3年のズレ』に気付かなかったからこそドラマが生まれ面白さに繋がるんだけど。

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それと、お互いの顔に『バカ』『あほ』って落書きし合うくだりがあるんだけど、端から観た時に文字が反転してなきゃおかしいんじゃないかな? これは映像として観てた時には何も思わなかったんだけど、今回買ったパンフに乗ってる写真を見てて気付きました。

この文字って相手に向けたイタズラ書きであり、読ます(鏡で見て初めて成立)にしても・鏡を見ながら文字を書くにしても本来なら反転した文字になるのが自然なんだよね。あれだと観客に向けた文字の向きだなと、敢えて分かりやすくしたあのかな?

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あとは終盤手前、御神体の中で「タイムスリップできるのであれば口噛み酒を飲む!」みたいな発想は瀧はどっから生まれたんだろう?もう身体の入れ替わりをタイムスリップと呼んじゃってるし。あと迷うなく飲む前に『匂いを嗅ぐ』ってワンクッション欲しかったかな。

…とは言え、今挙げた点をもし他人から言われたら、

うるせーよ! そんなのは気にならないくらいに面白いんだから良いんだよ。

と突っぱねる程度の些細なポイントではあります。

 

再見してここは良いなと思ったところ!

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実は冒頭のRADの曲に乗せたオープニング的な映像に、すでにヒントというかネタバレを含んでたのに気が付いた。

瀧と三葉が背中合わせで立ってるシーン、この時点では最初、三葉の方が若干身長が高い。多分このシーンは瀧が中学生で三葉が高校生で、三葉が瀧に会いに行った時の2人だ。

その後、背中合わせの三葉の髪紐がパッと解けると、瀧の身長だけがぐっと伸び三葉の身長追い越す。これは瀧はそのまま3年歳をとり、三葉はあの彗星落下の事故で死んで成長が止まっているのを表してて『瀧側の時間』だと見て取れる。

その短い何気ないシーンに2人の『3年間のズレ』と『三葉の死』を入れてくるとは新海誠やるな!とちょっと驚きました。

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本作、そういう細いネタが数多く隠されてるんだろうなと思う。これは途中から気付いたんだけど、シーンとシーンの間に瀧と三葉を連想させる『2つのもの』がたまに挟み込まれたりする。

2つのビルのクレーンが背中合わせで映ったり、空を旋回するとトンビ?が2羽、別のカットでも2羽の鳥が青空を飛んでたり。きっと序盤でもそれっぽいシーンが入ってるかも。

 

改めて思ったのが、本作そういう暗喩的シーンや大事なシーンやセリフを意外とさらっと観せたり言ったりする映画だなと。他の作品ならもうちょっと分かりやすく見せそうなところを、特に強調せず流れでスッと挟んで来る。雪野先生が話す『カタワレ時』の話とか、先生に意識が行っちゃってサラッとし過ぎだろ。

そこを全部拾って噛み砕かなくても十分に楽しめ作りなんだけど、観直すとまた新たな発見があるように意図的に作ってる作品ですね。

 

ぽいなと思ったオマージュ作品

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「あのシーンはあの作品っぽいなぁ」と本作を観た人なら個々で色々思い浮かべそうだけど、男女の入れ替わりは【転校生】であるとか、2人の時間のズレ?は【イルマーレ】っぽいとかって声もよく聞く。そのどちらも観てないけど… 

自分が観てる作品で言えば、想いを寄せる女性の不幸の払拭&自分との恋を成就するためにタイムスリップして奮闘するのは【バタフライ・エフェクト】っぽいし、過去と現在と女性の危機回避って部分では【デジャヴ】の要素も入ってるのかな?

それから、死を回避するために過去に戻り奮闘するのはここ最近観た【バック・トゥ・ザ・フューチャー】シリーズぽくてアガったし、三葉の生い立ちがフラッシュバックして瀧が異空間から三葉を見る場面は【インターステラー】的でもあった。

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あと、並走する電車で互いに男女が意識するシーンや「思い出さなきゃ!」みたいな『記憶』を扱う作品だと、映画じゃないけど好きな小説で東野圭吾の『パラレルワールド・ラブストーリー』なんかを思い出した。

こういう好きな要素が詰まってると分かりやすくグッと来てしまう。個人的に本作のベストな展開は、三葉が瀧に会いに来るシーン!しかもまだ瀧は三葉の存在を認識してないという残酷な真相をその後瀧が知るという、あのシーンは最高に泣ける!2度目もそこで泣きました。

 

奥寺先輩の婚約者に関して

※こっからは妄想を含むので長くなります…

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男はみんな惹かれたであろう、長澤まさみが声を当ててた奥寺先輩。別に2回目を観るにあたって特に気にしていなかったんだけど、瀧が司と奥寺先輩と3人で三葉に会いに行くシークエンスで、ちょっとした変な予感を感じた。

瀧が奥寺先輩に対してドギマギ&緊張でうまく接することが出来なかったあのデートに対して、司はさして奥寺先輩に緊張すること無くナチュラルに飛騨のご当地キャラに食いついたり、つくね?を食べたり、一緒にトランプを楽しんだり入浴後2人でダベったりしている。

なんか2人お似合いで、夫婦みたいだなぁ…

と思った瞬間からあることが頭を過った。あれ?!後々左手の薬指に指輪をキラつかせることになる奥寺先輩の婚約者って、もしかして司か?!という疑念。

それを確かめるなら、瀧・司・高木の3人が就活の近況報告をするあのカフェのシーンだなと睨んでよくよく観てたら、

 

司も左手の薬指に指輪をしてるーーー!!!マジかぁ!?

就活のスーツ姿には似つかわしくない指輪をキラつかせ、デザインや質感然り奥寺先輩がしていたものと似てる。しかも指輪をチラッと一瞬見せた次のカットでは手をテーブルの下にやるというなんか不自然な見せ方。

これが『奥寺先輩の指輪シーン→司の指輪チラ見せ』の順なら気付いていたかもしれないけど、実際の見せ方としては『司のさりげない指輪チラ見せ→奥寺先輩のドヤな指輪シーン』の順なので初見では気付かないよ… これは新海監督の確信犯でしょー!

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こっから個人的な妄想へ突入…

ここ最近、三葉版の女子力高い瀧に惹かれていた奥寺。冴えないデートで私よりも誰か別の人に恋をしてる瀧を感じ取る。

その後、瀧が三葉に会いに行くのを司から聞いて、その女をどんなもんか見てやろうと女の意地と今後の瀧との関係を見極めるため奥寺が急遽旅に参加。この時点で奥寺は瀧にまだ少なからず未練がある、瀧の狂気染みた本気の捜索に次第に心冷めていく奥寺。

で、なんやかんや彗星落下や探していた三葉の死の件を知り全員意気消沈でとりあえず宿で就寝。朝になると瀧は諦めきれず1人宿を後にする&置き手紙に完全に奥寺の心がヤられ、プツッと糸が切れた。負けたことなんて一度も無かったのに…

ここから本来なら場面は瀧へとシフトしていくんだけど、その後きっと浴衣に黒い下着の奥寺先輩は傷ついた心を紛らわせようと寝ている司の元に潜り込み誘惑。奥寺先輩の誘惑に勝てる男はいるはずもなく、朝からあの和室でファック!

クソっ!そんなこんなで奥寺先輩と司の関係がスタートした的な裏設定があるんじゃないのかな?!

でも伏線というか、バスに揺られるシーンで同じタイミングで眠気に襲われて瀧にもたれかかる2人はどこか似ていたり、三葉版の瀧に奥寺先輩が惹かれてたように、学校の屋上で三葉版の瀧を「可愛かった」と言っちゃう司は、やっぱり奥寺先輩と感性が似てるんだろう。このシーンからすでに奥寺先輩と司の関係について伏線張ってたんでしょ?と1人妄想が膨らんでしまった。

実際に小説版の設定とかでどうなってるかは分からないけど、十分あり得る話だなと。常にモテる自分のことを気負いしないでナチュラルに接する司との関係に居心地が良くなるのは自然な事だし、奥寺先輩と司ってわりとお似合いだし。てか内定もらいまくりで有能すぎるだろ!司!

 

まとめ 

多分これらを踏まえてもう一度、計3回くらい観るとなんとなく全貌が観えそうな気がする映画でした。これだけ面白くて作り手の温もりを感じるアニメの作品はなかなか観れないんじゃないかな?

個人的には【ズートピア】も捨てがたいけど、美味しい要素が詰め込まれた【君の名は。】の方が好きですね! 

 

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パラレルワールド・ラブストーリー

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