アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!基本大したことは書いてない。

まとめて映画感想!第20弾『マンアップ!』『インサイダーズ』『13時間』など7作品!

 

どうも、アバウト男です! 

今回は『まとめて映画感想』になります!

気が付けばなんと20回目!ここ最近観た旧作をザッと備忘録として感想を書きました。今回はやたら『サブタイトル』が付いた作品が目立つ全7作品になります。

まとめて映画感想 第20弾!!!

 

サル

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あらすじ:監督志望の青年・福家は自主製作映画の資金調達に頭を悩めていた。そんな時、新薬投与実験のバイトで短期間に高額な報酬が得られることを知った彼は、撮影仲間5人で実験に参加した。実験は、アルツハイマー型老人痴呆症のための治療薬の安全性を調べる目的で行われるという。 でも、そんなことは彼らにはどうでもよかった。たった5泊6日の入院でけっこうなお金が貰えると浮かれ気味の彼らは、ついでとばかり秘かにビデオカメラも持ち込み、実験の過程を隠し撮りしていく。しかし、そんな彼らも実験が進むうち、何かがおかしいと気づき始めるが…。(allcinema)

 

製作国:日本 上映時間:107分 製作年:2003年

監督・脚本:葉山陽一郎

キャスト:水橋研二 / 大森南朋 / 鳥羽潤 / 水川あさみ / 鈴木直 / 中谷彰宏 / 戸田昌宏 / 鈴木卓爾 / 上田耕一 / 草野康太 / 古舘寛治 / 植木信博 / 蔵澤満 / 井上裕季子 / 針原茂 / 大森啓祠朗 等 

 

今観てもちゃんと怖い!

『トラウマ映画』の記事でも挙げたこの作品がもう一度観たくなって、思わず中古DVDを買ってしまって、久しぶりの再鑑賞。

もはや都市伝説的でもある『新薬投与実験』のアルバイトをテーマに、監督の実経験と当時まだ新しかったPOVの手法を組み合わせた印象的深い一作。自主映画の資金繰りのために治験のアルバイトに参加する男5人。5泊6日という事もあり男たちは合宿ノリ。しかしちょっと前に施設から逃げ出した猿が狂って人を襲う事件を起こしていた…

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今改めて観ても、POVの見え方が『映像をかじっている学生が撮ってる』みたいにちゃんと見えていて、カラコレしてない生っぽい映像が絶妙な気持ち悪い怖さを醸し出す。

手持ちカメラが映すタブーな場所に踏み込んでる緊張感や、薄気味の悪い施設の息苦しさの演出は上手くて、後に起こる恐怖な出来事の臨場感もGOOD!

黒バックに文字を無音で出して読ますドキュメンタリー的な見せ方も相まって、意外と類をみないタイプのJホラーに仕上がっているなと。

「どこまでカメラが入るんだ?」とか、施設を出た後も同じようにPOV視点が続くのはおかしいし、色々思うところはあるけど、後に分かる『メタな作り』が作品の粗さとも合っていて個人的にはかなり評価したい。 

古館寛治演じる治験バイトの先輩ヅラする横尾の存在が効いている。凄い治験のバイトにいそうな雰囲気。

1人隠れて身体にデキたブツブツをドウランで隠す姿とかやっぱりゾッとする。しかもソレが過去の治験の副作用なのか、元々の体質なのか説明されない意地悪さ。目撃させるだけって、そういうさり気なさも上手い!

評価:★★★  普通に楽しめました。『Jホラー マイベスト10』を選ぶとしたら入れちゃいますね。

 

 

 

マーヴェリックス 波に魅せられた男たち

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あらすじ:カリフォルニア州サンタクルーズで母親と生活している16歳の高校生ジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、近くの海岸に現われる世界的に有名な大波「マーヴェリックス」に挑もうと考え、近所に住んでいる伝説的サーファーのフロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)に指導を乞う。不可能に近い挑戦に乗り出したジェイとフロスティの間には、次第に親子のような強固な関係が築き上げられていき……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:116分 製作年:2012年

監督:カーティス・ハンソン / マイケル・アプテッド

キャスト:ジェラルド・バトラー / ジョニー・ウェストン / エリザベス・シュー / アビゲイル・スペンサー 等 

 

北野武監督作【あの夏、いちばん静かな海。】を観て、全然観て来なかった『サーフィン映画』を他にも観たいなと思って、評価の良かった本作をチョイスし鑑賞。ポスターだけ観るとディザスター映画に見えるな… 感想は、

パンチはないけどそれなりに面白かった!優等生な作品ですね。

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子供の頃、海で溺れて死にそうになったのを、近所に住むサーファーのフロスティに助けられたことで、幼い頃からサーファンを始めたジェイ。若くして伝説となったサーファー:ジェイの伝記映画だ。

ジャラルド・バトラー演じるベテランサーファーのフロスティと近所に住む青年ジェイの『師匠と弟子もの』映画として面白い!

サーファンのビギナー向けのハウツー映画としてもそれなりにイケそうな、フロスティの教え&ジェイに出される課題が印象的だった。この作品の大半がジェイへのトレーニングで構成されている。

フロスティもジェイに教える事で自分への反復にもなり、実際に子供がいる身としてサーフィンばかりで家庭を顧みない男が、父親の自覚を持つようになる形も上手い。

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本作をみて思ったのは、サーファンって意外にも頭を使うスポーツだなと。波や地形・海の深さや潮の流れなど読み取り・その場その場で瞬時に見極め対処していく、パニくらない精神の強さも必要で。

気軽に楽しむ分なら良いけど、ここまで本格的なところまでいくと死と隣り合わせ過ぎて【あの夏、いちばん静かな海。】を観た時みたいに「俺もサーフィンやってみたいぁ」とはさすがにならないけど、実際にサーファンやってる人が観るとアドレナリン出るんだろうな〜!

多分CGなしのあのビッグウェーブの迫力は凄かった!デフォルトの波がマジで台風時の海の波よりも断然高く、端から見たら死にに行ってるのかとしか思えない。「なんでそこまでして目に見えて危ない事をするんだ!?」と気持ちにもなるが【エベレスト 3D】でもそうだけど、山があるから登るし、波があるから乗る!みたいな理屈なんだろうね。

評価:★★★★  結構良かったぜ!

凄く物語に入りやすく観やすい作品でした。好評化も頷ける!特にジェラルド・バトラーがすごくハマってて良かったな!彼はもっといろいろな作品使われるべき。

あとこれはたまたまなんだけど、つい最近本作の監督でもあり【L.A.コンフィデンシャル】【8 Mile】なども手掛けたカーティス・ハンソン監督が亡くなられました。本作が遺作になってしまったのかな?タイミングがタイミングなだけにビックリで。。ご冥福をお祈りします。

 

 

インサイダーズ 内部者たち 

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あらすじ:大統領選を控え、ミレ自動車のオ会長(キム・ホンパ)は与党新正党のチャン・ピル(イ・ギョンヨン)に大金を投じて政治をも牛耳ろうと画策していた。裏でその糸を引いていたのは祖国日報主幹のイ・ガンヒ(ペク・ユンシク)だ。ある日、彼の裏の仕事を請け負っていたアン・サング(イ・ビョンホン)に、極秘の裏金ファイルを回収するよう指示が下る。(シネマトゥデイ)

 

製作国:韓国 上映時間:130分 製作年:2015年

監督・脚本:ウ・ミンホ 原作:ユン・テホ

キャスト:イ・ビョンホン / チョ・スンウ / ペク・ユンシク / イ・ギョンヨン / キム・ホンパ / チョ・ジェユン / ペ・ソンウ / キム・デミョン 等 

 

劇場公開時にスルーしてしまって、その後の評判の良さから行かなかったことを後悔し、楽しみにしてた本作をようやく鑑賞!感想は、

もうちょっとテンポ良く行って欲しかったなってのはあるけど、面白かった!概ね満足。

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財閥と政治家の癒着の一件で煮湯を飲まされコケにされた男の復讐譚。2転3転するストーリー、形勢が行ったり来たりと飽きさせない。そこに韓国特有のエグいバイオレンスが添えられるって、そりゃ面白いだろ!

ゲス野郎は圧倒的なゲスに描く韓国映画。あれだけさらっと見せるってことは実際あるんだろうね、あの全裸食事会。ここのゲスい裸食事会はやたら印象に残ります。

そのゲスい裸食事会を夜な夜な楽しんでる、政治家&財閥&マスコミの三本柱のタッグはなかなかの強敵。方や落ちぶれたチンピラと、うだつの上がらない検事のコンビ。彼らは一矢報いることが出来るのか?!的な話。

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本作なんと言ってもイ・ビョンホンの好演が光っていた!意外と見たことなかった汚いチンピラ役を最後までやりこなす役者力。冒頭の『やり手』キャラからのギャップ!ハリウッド作に出ても気が緩む事無く「ここまでやるんだぁ」とさらに俳優:イ・ビョンホンに好感を持っちゃいましたね。

評価:★★★★  結構良かったぜ!

ただ【新しい世界】みたいに裏の怖さや直接的な暴力シーンがもうちょっと欲しかったな。腕を切断される描写も実はあんまりグッと来てない。やるならやるでもっと見せて!

 

 

残穢 住んではいけない部屋

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あらすじ:ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:日本 上映時間:107分 製作年:2015年

監督:中村義洋 原作:小野不由美 脚本:鈴木謙一

キャスト:竹内結子 / 橋本愛 / 坂口健太郎 / 滝藤賢一 / 佐々木蔵之介 / 山下容莉枝 / 成田凌 / 吉澤健 / 不破万作 / 上田耕一 等 

 

なんか新鮮!でも怖くない!?

久々に手応えのありそうなJホラーの新作として気になっていた本作。観た人からチラホラ「怖い...」との声も聞いていたので観てみました。

よくポルターガイストとかって、その部屋で自殺した or 殺された人の霊が彷徨う的な現象があるけど、本作は『その部屋』に漂う霊じゃなく、もっと根本的な『その土地』に腰をすえる『穢れ(けがれ)』という一種『呪い』のようなモノを題材として扱っている点が新鮮でした。

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その土地に家を構えていた一家や関係者・そこで起こったおぞましい出来事を、辿り・遡ることで見えて来る真相。遡れば遡るほど昔の黒さが顔を出す。バッ!とかワッ!っとか直接的に驚かすよりも、次々と見えて来る真相にじわ〜っと内側から冷えてくる感覚は面白かった。

最後まで軸をぶらさず、過去にあった出来事を全て再現映像化する【ミスター・ノーバディ】【神様メール】のジャコ・ヴァン・ドルマル監督みたいな執念や、古い写真や絵・部屋のセットなどの美術も結構いい仕事してると思う。

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↑こういう嫌な感じのする昔の写真のなどの美術がクオリティ高め。

ただ一つ残念なのが、怖くない!!!

じわ〜と軽く寒くはさせるんだけど、ゾッとするような怖さが無いのが致命的。

あと、本作でもの凄くガッカリしたのは黒い影のような霊の安っぽいCG。あんなん誰が怖いと思うの?今時特番でやってる心霊番組の投稿映像の方がまだクオリティ高いよ。ちょっと観客を舐めてますね。

別にあれ黒く塗った人を撮影すりゃ良いじゃん。そこに上からCGでノイズ乗せたりボカして透けさすとか、あのクオリティはこの時代では無いわ〜。

「黒沢清の【回路】とか観直して、作品の出来はイマイチだけど【ディアボリカル】の霊とか観てみて!」とか言いたくなる。あの黒い霊を冒頭で『河童』とこじ付けてる強引さも納得いってないし、作り手が『遡る』ことばかりに意識が行き過ぎですね。

評価:★★  うーん、イマイチ...

狙いは面白いけど、ホラーとして観ると物足りないさは否めない!キャストの演技は良かったと思います。

 

 

13時間 ベンガジの秘密の兵士

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あらすじ:12年9月11日、リビアの港湾都市ベンガジにあるアメリカ領事館が、イスラム過激派の武装集団に占拠された。領事館のほど近くにあるCIAの拠点アネックスは救援要請を傍受するが、アネックスの存在自体が極秘であるため手を出すことができない。アネックスに派遣されていた軍事組織GRSの6人の警備兵たちも待機命令を受けるが、領事館を取り巻く状況が緊迫していくのを見過ごすことができず、任意で救援活動に乗り出す。(映画.com)

 

製作国:アメリカ 上映時間:144分 製作年:2016年

監督:マイケル・ベイ 脚本:チャック・ホーガン

キャスト:ジョン・クラシンスキー / ジェームズ・バッジ・デール / パブロ・シュレイバー / デヴィッド・デンマン / ドミニク・フムザ / マックス・マーティーニ / アレクシア・バルリエ / デヴィッド・コスタビル / ペイマン・モアディ / マット・レッシャー / トビー・スティーヴンス 等

 

【トランスフォーマー】シリーズで知られるマイケル・ベイが、リビアのベンガジで2012年9月11日に起きたイスラム過激派によるアメリカ領事館襲撃事件を映像化!劇場公開されずDVDスルーされたノンフィクション作品。

マイケル・ベイのDVDスルー作だからって【ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金】的な手軽な作品では全然ないですね。観るにはちょっとした体力と覚悟が必要です。

感想は、

なかなかの『根城を攻め込まれる』系の無理ゲー映画でしたね!

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軍事組織GRSの先鋭6人対イスラム過激派の日が昇るまでの手に汗握る13時間に及ぶ熾烈な銃撃戦。緊張感が凄かった!

普通に銃とかミサイルとか道端で売ってるような土地で、車を止められ銃を突き付けられ、ハッタリで回避する冒頭から掴まれます。悲劇の領事館襲撃後、過激派の連中がCIAの拠点に奇襲をかけて来る緊急事態にも関わらず、存在自体が極秘なため助けを求めても応答してくれない。

ひたすら向かって来る敵を自分たちで撃ち殺し続けるしかない。いくら撃ち殺されても一旦引いて、また作戦を練って仲間を連れ向かって来るイスラム過激派のめげない精神力と姿勢が、一種のゾンビ映画にも見えて、とにかく観ていて疲れました。

もう勘弁してやってくれよーーー!

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CIAの拠点にいる職員と合流しする中盤から、誰が誰だか・何が起きてんだか分からないカオスな展開へとシフトしていくんだけど、このカオス具合もリアルなんだろうな。

似たような雰囲気の作品で言うと現地の緊張感は【ボーダーライン】で、GRSの6人の男がひたすら頑張りを見せるのは【ローン・サバイバー】に通じるなと思いました。男の映画!ひげ面でムサい!ヤる時やる!諦めない彼等の姿にシビれました。

評価:★★★★  結構良かったぜ!

終盤ド派手な爆発シーンもあって、作風としては至って真面目なんだけどマイケル・ベイぽさもちゃんと入っています。ケレン味ある場所を活かした『カッケー画』もそれなりに多くて見応えアリ!

 

 

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり

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あらすじ:恋人と別れてから4年が経過した34歳のナンシー(レイク・ベル)は、ひょんなことから中年男ジャック(サイモン・ペッグ)にブラインドデートの相手と間違われ、陽気に話し掛けられる。人違いだと本当のことを言いだせないまま、これも出会いのチャンスと24歳の女子と偽ってジャックとデートすることに。意外にも二人は意気投合するが……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:イギリス 上映時間:88分 製作年:2016年

監督:ベン・パーマー 脚本:デス・モリス

キャスト:サイモン・ペッグ / レイク・ベル / ロリー・キニア / オフィリア・ラヴィボンド / ケン・ストット / ハリエット・ウォルター / オリヴィア・ウィリアムズ / シャロン・ホーガン 等

 

サイモン・ペッグ主演作という事で【ミラクル・ニール】がそこまで個人的にハネなかったので、あまり期待せずに本作を鑑賞。

これが意外にも拾いもの的に面白かった!

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サイモン・ペッグ主演のラブコメかと思いきや、実質的主役はレイク・ベルという女優さんだ。監督なんかもやったりする人みたいで、この作品で初めて知った。

34歳、恋愛からだいぶ遠ざかって、姉からも諭されるガサツで拗らせ女のナンシーが『人違いから生まれたキッカケ』に便乗し、24歳の女になりすましてサイモン・ペッグ演じるジャックとデートをするって、かなりベタベタな内容のラブコメ。

で「このなりすましが意外と上手く行きかけるも、後々バレてケンカに発展するんだろうな… 」なんてのは誰でも予想できる。

そんな予想できてしまう単純なストーリーの中にも、相手と話していて根っから合う感覚や相性の良さを匂わせたり、互いに言いたいことが言い合えるテンションだったり、相手に無理に合わす事の良し悪し、素直になれなくて強がってしまういつもの悪い面など、自分もアラサーとして身につまされる点がチラホラ。

大枠はベタなラブコメなんだけど、所々で共感してしまうリアルで分かりやすい恋愛要素を入れ込むバランスの良さがイイなと。不器用な大人同士の恋愛だからなのかな。 

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レイク・ベル演じたナンシーが拗らせてるとは言え実は良い女で!ノリは良いし、下ネタにも積極的で、実はスタイルも良くて、サバっとしとるかと思いきや乙女な面も持ち合わせている。映画好きでもあって【羊たち沈黙】をずっと口パクしながら観てるシーンでにはヤられました。台詞を全部覚えてるんだろうね。

サイモン・ペッグもハマり役だし、コメディの質もイイ!ラストのカタルシスも個人的にはアガりました。これから女優レイク・ベルに注目ですね!

評価:★★★★  結構良かったぜ! 

あのナンシーと同級生の変態にはもっと分かりやすい鉄槌を下して欲しかったなw 

 

 

オール・ユー・ニード・イズ・キル

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あらすじ:近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:113分 製作年:2014年

監督:ダグ・リーマン 原作:桜坂洋

キャスト:トム・クルーズ / エミリー・ブラント / ビル・パクストン / キック・ガリー / ドラゴミール・ムルジッチ / シャーロット・ライリー / ジョナス・アームストロング / フランツ・ドラメーン 等

 

初見時の感想はこちら。ブログ始めて間もないのでいつも以上にお粗末ですが。。

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実はこの作品は一度、劇場の3D字幕版で観ているんだけど、録画してたテレビ版を暇してた深夜にぼけーっと再鑑賞。※こちら【君の名は。】のネタバレを含みます。

 

やっぱりこの作品『タイムループ』の設定が面白い!同じ時間を繰り返すオーソドックスな『タイムループもの』ではあるけれど、そのスパンの短さと繰り返しの回数が尋常じゃない。

繰り返しの回数は端折られてるのでイマイチ伝わりにくいが、基礎的な戦闘のトレーニングを積んで、実戦で敵の動きを全て覚えたり、死なないための行動・あらゆる手段をいくつも試したりと、想像するに相当エグい事態に陥っている。たった1日の出来事を体感で何年だろ?5〜6年?もしかしたら全然それ以上生きてるんだろうな。

戦闘において何もして来なかった普通の男が、宇宙生命体と張り合ってる訳だから地獄の仕業だなと。覚めない悪夢をずっと見てるような。THE『生き地獄』映画!

映画【パラドクス】ではタイムループでは無いけど、『その空間』に閉じ込められてしまって半ば諦めてしまった人がいたけど、こっちは諦めるわけにはいかない。ケイジお前はよくやったよ!

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タイムループとはちょっと違うけど、映画【君の名は。】を観た後だと、タイムループする事で生まれるケイジの(同じような経験をしたヴタラスキの心情然り)やり切れなさがより際立った。

ほぼ2人だけが共有してるような世界で、好いている人の『死に顔』を何百回も見て、また初対面のからの繰り返し。その人の避けようのない死と、その先の未来を断たれ続ける無念さ。シンド過ぎる… 自分ならメンタルをヤられてる。本作はそういう面をサラっと流し、あくまでアクション映画として振り切ってくれてるのは正解だと思う。

【君の名は。】もそうだけど、実際にはありえない状況・それによる実際にはあり得ない苦しみを観れただけでも価値あるなと。

ラスト【君の名は。】と同様時間が塗り替えられ彼女との未来がまた1からスタートする。そんな初見時には芽生えなかった『感動』と『カタルシス』を味わえました。

評価:★★★★  結構良かったぜ!

続編ってあるんだっけ?あとトムの笑顔をまた観たい!テレビ版ではトムが転がって車に轢かれるシーンが無かったな。

 

 

この中でのオススメ/好き順はこちら!

  1. マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり
  2. 13時間 ベンガジの秘密の兵士
  3. インサイダーズ 内部者たち
  4. オール・ユー・ニード・イズ・キル
  5. マーヴェリックス 波に魅せられた男たち
  6. サル
  7. 残穢 住んではいけない部屋

 

1位から5位まではどれも安心してオススメできる良作です!【マン・アップ!】が良かったのはラストの過剰なドラマチックさと、思わず涙してしまったからかな、あとレイク・ベル力!2位の【13時間】と3位の【インサイダーズ】はほぼ競って、単に後に観た【13時間】の方が印象に残ってるってだけです。

5位の【マーヴェリックス】は凄く良い映画なんだけど、優等生過ぎてアクが無いのでこんな感じです。6作品だけ書くつもりだったのに【オール・ユー・ニード・イズ・キル】も書くなら今のタイミングだろうなと思い書いてしまった。長くなりました。

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