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アバウト映画公園

"ほどほどの映画好き"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!

ザ・ギフト【映画感想・評価】最低最悪のギフトとは!?『セブン』に匹敵する衝撃の結末!

洋画 【サ行】 2016:劇場鑑賞 洋画 評価:★★★★★

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あらすじ:転居先で幸せな生活を送っている夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)の前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴード(ジョエル・エドガートン)が現れる。再会を祝いゴードは1本のワインをプレゼントし、その後もたびたび二人を訪ねては贈り物をし続ける。次第にその内容がエスカレートしていき、二人が違和感を抱くようになると、周囲で異変が生じ……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:108分 製作年:2015年

監督・脚本・プロデューサー:ジョエル・エドガートン

キャスト:ジェイソン・ベイトマン / レベッカ・ホール / ジョエル・エドガートン / アリソン・トルマン / ティム・グリフィン / ビジー・フィリップス / アダム・ラザール=ホワイト 等 

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衝撃のギフト(結末)を約束するサイコスリラー!

前から楽しみにしていた【ウォーリー】【ブラック・スキャンダル】などで好演を見せた、俳優ジョエル・エドガートン初監督作品【ザギフト】を観て来ました。

本来は何も知らずにとりあえず観て欲しいところですが、いつものように結末のネタバレを避けた感想は、

 

まんまとヤられた〜!エグっ!!

確かに海外の映画評価サイト『ロッテントマト』の高評価も頷ける、今年を代表するサイコスリラーの良作でした!邦画が豊作だけど。

 

プロットはいたってシンプル。仕事の都合で引っ越して来たサイモン&ロビン夫婦は、街でサイモンの高校の同級生ゴードと再会する。ゴードは再会と今後の親交の印に夫婦にギフトを送る。贈られ続けるゴードのギフトが次第にエスカレートして行き… 的な話。

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ここ最近なら【クリーピー 偽りの隣人】【ヒメアノ〜ル】【淵に立つ】などの邦画に目立つ、割とありがちな『恐怖の隣人モノ』や『日常を侵食する恐怖モノ』の系譜でありながらも、

シンプルなプロット、驚かし演出、不安を煽る音の使い方、前フリとミスリード的匂わせ、語り過ぎないスマートな見せ方など、1つ1つの質がなにげに高い!

特に、驚かしシーンでは数人の「ひぃっ!」という息を飲む悲鳴が聞こえる程。あれは体もビクっ!となるわ!個人的には『物音』が怖くなりました。 

 

ギフトを送る行為の意味

本作、要の『ギフトを送る』という行為の意味は、感謝やお礼の意ではなく『等価交換』として用いられていた。与えられたモノと同等のお返しをするというギフト(贈り物)の通例を活かしたホラー演出でありサイコ演出ですね。

何もないところからギフトは生まれない。このふと湧いて出た怪しい男ゴードに対して、夫婦はすでにあるギフトを贈っていたのだ。本人たちは知る由もなく。

 

ギフトを通して送る側と受け取る側の関係性・その関係性から見えてくる過去・その過去から浮かび上がる人間の本質が、連鎖し徐々に浮かび上がってくる。

「酷い!」と思ってしまう関係なさそうに見えた被害者も、等価交換ということを考えると、それも当然の報いであるのかな。『奪う恐怖』よりも『与える恐怖』ってのがなんとも新鮮でした!

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サイコスリラーでギフトが出てかさて、しかもポスターでゴードが持ってる箱を見ると【セブン】のラストを連想する人もいるんじゃないかな?

今や名作とされてる【セブン】の衝撃に匹敵するといっても過言じゃないラストが、最低最悪のギフトとして用意されてました。

▼最低最悪のギフトのヒント

ギフトは『物』とは限らない

思わず、起こった現実に目を背けたくなるレベルで言うと、度肝を抜かれた【淵に立つ】に通じる『嫌さ』がありました。でも不条理ではない分飲み込みはしやすい。 

 

注目監督の一人に躍り出たジョエル・エドガートン!

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奥さんのロビンを演じた『浮かない顔演技』が秀逸なレベッカ・ホールがタイプ過ぎて、実質主役の彼女を堪能できたので大満足です。【アイアンマン3】にも出てたのには気付かなかったな。

 

目に光が宿ってないゴードを演じたジョエル・エドガートンも良かったなぁ。自分に当て書きしてるのもあってハマり役ですな。無言の時とか怖すぎる。

監督としても本作がデビュー作なのに素人臭さや辿々しさを一切感じさせず、『後味の悪い抜けの良い作品』としてアウトプット出来た、手腕にますます彼のことを好きになりましたね。彼の変態性も伺えたし。

これからも彼の生み出す、この手のサイコスリラーが年1で観たくなるほど、パット見地味そうに見えて意外にもパンチ力のある作品でした。

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まとめ

評価:★★★★★  最高!フォーー!

本作、早い段階で結末が分かってしまう人も多いみたいで、日本の映画レビューサイトでは『ロッテントマト』ほど評価は高くありませんが、僕はまんまと踊らされました!

「暴いてやろう!」的なスタンスでも無くぼけーと観てるので。この手の映画は踊らされたもん勝ちみたいなところもあるので、むしろ気持ちが良い!あざす!

傑作とまでは行かないけど、周りの人にオススメしたくなる作品でした!

※今回から『良かった点/悪かった点』を書くのをやめました。結局上の感想と重複しちゃうので。

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淵に立つ

今回の感想で入れられなかった一言:

番犬だけじゃなくSECOM的なやつ入ろうぜ!