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アバウト映画公園

"プロの独身"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!

【ドラマ感想】逃げ恥 / イマイチな第8話!名言も良いけどとりえず『好き』って言えや!ネタバレ

ドラマ

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どうも、アバウト男です!
TBSで火曜 22:00〜放送の【逃げるは恥だが役に立つ】通称【逃げ恥】。

衝撃を視聴者にぶつけて終わる6・7話の展開と、恋ダンスのアザーキャストVer.のアップも相まって、高まりに高まった第8話。

間違いなく今年No.1のドラマと言って良いほど社会的な熱狂を感じますね。そんなハードルの上がった第8話の感想を、今回もネタバレありで綴って行きます。

 

今までの感想まとめ/特に第7話の感想と繋がります

放送後の【逃げ恥】関連のツイートを観る限り、今回も世間的には『絶賛回』みたいだけど、世間の熱に反して僕個人の率直な感想は、

 

イマイチでした。。

何だろう、つまらなくはないんだけと、特に面白くもないというか。言葉にしにくいボンヤリ感。妙に沁みったれてて今回は『コメディ』パートも弱く、言っちゃえばインパクトに欠ける小休止な回でした。

今回はみくりと平匡2人の直接的な絡みもないし、最終回への助走のため『敢えて』そうしてるってのも分かるんだけど。正直高まって楽しみにしていた側からしたら、軽く肩透かされたような気分だ。

 

まずはホッコリとした場面から

最初に良かった場面から挙げていくと、

やっぱりみくりはみくりで「やってしまった…」と『あの発言』に対して自覚があった事。柔道の試合終了後インタビューのパロディであの時の胸の内を語らせ、それでいて『汗ばんだガッキー』を魅せるナイスな演出も良くて、少しホッとしました。

ニートガッキーの方は『あんな姿でも結局可愛い』だけを見せるシーンなので、恋愛47kg級程グッと来なかったな。

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その他で言うと、みくりの実家での両親・兄夫婦とやっさんを交えた仲睦まじい雰囲気は新鮮だったり、レアキャラ日野の絡みが今回はしっかり見れたのは嬉しかった。

みくりのお母さんの『運命の相手なんかいない、運命の相手にす・る・の!』的なセリフは光ってましたね。逆にいうとそれ以外はあまりピンと来てないんだけど。

 

中盤までの『時間つぶし』的やり取り

まず中盤までの、みくりの実家での仲睦まじいやり取りがなかなか退屈でした。

退屈だった原因は恐らく、恋愛要素の他に原作にある『社会問題を取り上げる』要素を思い出したかのように『時間つぶし』的に入れて来た点だ。

女性が担う役割の多さや大変さ、家事をしない体たらくな男達、働く女性の育児問題など、もろもろの『社会問題』を、お父さん&兄ちがやの男グループと、みくり・お母さん・ちがやの妻・やっさんの女グループに分け、視聴者にザックリ突き付ける。

え〜、こんなん見る為にワクワクしながら早く帰って来たんじゃないし。こっちはムズキュンが見たいんだよ!

大して面白くない討論番組パロディ『あくまで生テレビ』の場面で、ちがやの子供があくびをしたのがまさにな状況。あれが真っ当な反応。

なんだこのウダウダとしたやり取りは… なんだこの時間つぶしは… と思いながら観てました。男だからここが妙に説教くさく感じたのかな。

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第8話は、母親から聞かされる「運命の相手なんかいない、運命の相手にす・る・の! 意志が無きゃ続かないのは仕事も家庭も同じなんじゃないかな?」

って名言的なセリフによって、みくりがシンプルに平匡との関係を考えるようになるって流れが重要なだけだから、その前の諸々のやり取りがかなり回りくどく感じた。

今回8話のラストで、みくりと平匡を『仲直り』させたところで終わりたいが為に、みくり側のエピソードにダラダラと時間を割いた作りになったのは、ドラマ側の都合で仕方ない気もするけど。

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その一方、平匡がハッとさせられるパートでの、風見との言い合いから、風見の中学時代の恋愛エピソードを語らせる流れは、多少強引ではあったけどタイトにまとめてくれたので良かった!あの位みくり側もチャチャッと行って欲しかったですね。 

 

百合ちゃんと風見のドライブデート

ちょっと話が逸れるんだけど、

百合ちゃんと風見の夜の横浜をドライブするシーンで、「今の若い人は車を持たない」→「無くても困らないんですよ」のやり取りから、百合ちゃんの意味ありげな「あなたが思ってるよりずっと遠くまで行けるのよ。」ってセリフが、

原作漫画にある『重要なセリフ』なのか、日産が考えた宣伝コピーなのか分かりにくい!縮こまった平匡へのメッセージ的なセリフでもある気もするけど。

しかもこのやり取り前にあったような…デジャブか!? あのやり取りは本編を使った日産ジュークのPRタイムなのか?

 

ラストのムズキュンも弱め

色々とウダウダ言ったけど、6・7話のように最後にガツンとカマしてくれれば、結果何の問題も無くて、今までの流れ上『終わりよければ全て良し』で納得させられてしまっている。

今回は『あの一言』さえ聞ければ、中盤までのパッとしなさも全て吹っ飛んで満足で終われたんだけど…

 

今回の結末としては、

平匡がみくりに電話で、あの夜の一件の胸の内を話し、自分の事で精一杯になりみくりの気持ちを考えられなかった事を自覚し、しっかりと謝罪をする。

それと同時にみくりも『余計な事を考えず、最後に何が残るか』因数分解的な考えた方をした結果、平匡の部屋に戻るということを決意をして、事実上の仲直り。

会って火曜の分のハグを!

と平匡の感情が溢れたセリフと共に駆け出すも、平匡がみくりの実家がある館山へ、みくりが平匡の部屋へというありがちなすれ違い展開を経て、ホッコリして終わってしまった。

 

ヌルーーーーーい!!!

なんだよこのヌルさ… 6話でキス・7話でSEXをする関係になるかならないかの話をしてたのに、今回こんなオチじゃ弱いでしょ。話として全体的にパッとしないので、オチの弱さも周りに程よく馴染んでるけど。

なんでまた「バグをしよう!」ってマイルドな方向に戻るかな。さすがに8話くらいで『好き』って確信的な言葉が出ても良かったのに。

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例えば、みくりが因数分解的な考え方で至った答えが、

やっぱりわたし... 平匡さんの事が『好き』です!

みたいなセリフに対して平匡が「僕も好きです」とは恥ずかしくて言えず、

会いましょう!会って火曜の分のハグを!

と言ってみくりの『好き』という言葉と想いを受け取る。って流れの方がムズキュンだろ!このくらいの進展と次回への期待を見せてくれよ。

ひょっとして『好き』の言葉を言うか言わないかを最終回で持ってくるような、ヌルい終わり方を考えてるんじゃないよな… そんな不安さえ感じるパンチの弱さでしたね。

 

うさぎと亀の話はまだ続く

終盤の2人の電話のやり取りから、いる場所のすれ違いのくだりは、前回の感想で書いた『歩幅の差がある、うさぎ(みくり)と亀(平匡)の関係』がそのまま当てはまる。

平匡はあの夜の一件を、失敗するのが怖い・歳下のみくりさんにリードされるのが恥ずかしい・童貞と知られたく無かったと全てぶっちゃける。あれは亀が己を亀だとシッカリと受けいれた場面だ。

亀で進みが遅い事を悩んで、歩みを止めるのでは無く、そのコンプレックを全てぶちまけた上で受け入れ、着実に一歩一歩、先を行くうさぎ(みくり)が歩いたであろう後を追って彼女の元へ向かう。

それこれ、みくりがちょっと前までいた実家に、平匡が後を追うように訪れるって流れはまさにそういう事で。進む歩幅が狭くても彼女を追っかけて進む事が大事なんだ。

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今まで誰にも気付いてもらえなかった故に、自尊感情が低く35歳にもなって恋愛経験のない男:平匡の良さに気付き、こんなにも好意を寄せてくれるみくりに対し、

平匡、お前が今度は逃さないように追っかける立場なんだよ!お前が彼女を運命の人にするんだよ!

と、今まで受け身な平匡が自発的に動く事で、自然とみくりとの距離が埋まって行くんじゃないかな。『追う』って事に対して、今回8話のラストで打ってたメールの文面が効いてくる。

みくり:待ってます。

平匡:待っていてください。

このやり取りが2人の関係を物語る。彼女は平匡が歩み寄って追い付いてくれるのをワクワクしながら待っている。そしてやっと平匡も自分のことだけじゃなく、余計な邪念無しに向かうべき先:みくりの元へと進むだけだ。

 

…今回はここまで強引に深読みして勝手にムズキュンしてやりました!やはり個人的には6・7話に比べて、コメディも内容の濃さも胸キュン&ムズキュン要素も弱かったなと。

[ 追記 ]

そう言えばドラマのタイトルバックやメインビジュアルの2人の関係性が、それこそ平匡を気にしながら先を行くみくりと、彼女を追っかける平匡の構図になってましたね!↓

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今回は第5話『ハグ』の回を担当した石井康晴さん演出でした。金子さんに比べると物足りないですね。次回の第9話は、みくりのライバル的な女性の存在が登場…そして雇用主である平匡が自身の会社でリストラ候補に?どうなるやら。

 [ 第9話予告 ]

追記:第9話感想

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