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アバウト映画公園

"プロの独身"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!

【ドラマ感想】逃げ恥 / ラストで神回にした第9話!見事な間接的表現の多用!すでにイチャイチャしてる...

ドラマ

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どうも、アバウト男です!
TBSで火曜 22:00〜放送の【逃げるは恥だが役に立つ】通称【逃げ恥】。

個人的にはイマイチ物足りなかった第8話を経て、その分ムズキュンを期待してしまう第9話。今回もネタバレありで綴って行きます!

 

今までの感想まとめ

第9話の率直な感想は、

後半の盛り返し!心臓をチクチクと突くようなムズキュン展開!殺す気か!

いや〜、前半がかなりスローペースだっただけに、一時はどうなる事かと思ってましたが、良かったですよ!今回は6・7話を担当した金子文紀さん演出。やっぱり最後は持って行きますね!

 

前半を支えた3つの良さげトピック!

演出を石井康晴さんから金子さんへバトンタッチし、前半から飛ばして来るのかと思いきや、意外にも前回に引き続き前半はかなりスローペース。ただ今回スローペースの中にも「お!」と思わせる『良さげトピック』がいくつか差し込まれていたので、笑いの要素は少ないながらも、後半まで何とか観ることが出来た。

その『良さげトピック』を挙げてみます。

 

1. 前回の車中の風見の件

前回の第8話で、百合ちゃんと夜のドライブ中に風見が中学時代の失恋のエピソードを話し、それを寝たふりをしていた平匡が聞き、自分の視野の狭さに気付くって場面。

この時、実は風見は平匡の寝たふりに気付いていて、平匡にアドバイスを送る形で敢えてあのエピソードを話したという事が分かり、

おい!風見〜良いヤツじゃん!

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すみません、彼をどこか勘違いしていたみたいです。居酒屋での平匡との言い合いで「見えてるというべきか…」の発言は、みくりの事じゃなく平匡の事だったのね! いつもブログにコメントをくれるK.Aさんと第8話のコメントで、この場面について話してました。

K.Aさん:風見さん、役回りがハッキリしてきたのですが…ドラマだと分かりにくいですね。表情で気持ちを表すキャラなのですが、ドラマでは難しいので風見さんの心情の変化が分かりにくい。すでに先週からアシスト側に変わっています。多分…もう二人を純粋に応援しているはずです…多分ね。

僕:風見はすでにアシストに回ってるのかぁ。(中略) 結果的に風見の発言がアシストになったから良いけど、平匡がたまたま寝たふりをしてたから成立した場面で、風見がアシストとして平匡の寝たふりに気付いて言った発言なら、それを匂わす描写は必要だなと。

車中の場面で風見が平匡の寝たふりに気付いている描写は見られなかったけど、この時は完璧に平匡のフォローに回ってたんだなと。前回のモヤモヤが1つ晴らしてくれました。

皆さん!安心してください!風見は味方です!

 

2. 目と目で通じ合う阿吽のハグ!

急な仕事が入り何連勤したか分からない平匡がヘトヘトで家に帰って来た火曜、ここで前回みくりが実家に帰ってしまった一件以来、初めて顔を合わす2人。

2人にとっては待ちわびた瞬間。玄関先で見つめ合うみくりと平匡。2人の目が物語っている。「疲れた…」「お疲れさまでした」の言葉を交わし、

これまでにないナチュラルなハグ!

ちょっと待て!このナチュラルさは完全に星野源じゃないか!その前にあれだけ寝ているみくりの頭をなでるのでさえ指がピーン!となっていた平匡が、あんな流れるようなハグを…

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しかもここでの注目ポイントが、平匡の耳がみくりの頬にガッツリ接している。耳がガッキーの頬に!今まではハグをしてもガッキーの髪を隔てる形で顔が接してたんだけど、ハグの仕方なのかガッキーの髪が後ろに流しれてしまい、

2人を隔てるモノがない!肌と肌がくっ付いてる!『ここぞのハグ』でこんなさり気ないグレードアップを見せる辺り、金子さんこれ狙ってないですか?!

 

3. あのペッパーくんがついに登場!

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これも痺れましたね!金子さん演出の第2話でセリフ上で出した『ペッパーくん』がついに登場!しかもその見せ方が秀逸で。

まずBGMをぱっとやめて、カメラが横にスライドしてガッキーの顔のアップ見せて、今度は同じ画角でペッパーくんの顔のアップを横にスライドして見せる!ここのセリフの無い画だけで『何かしらを訴える』気の抜けた場面に思わず笑ってしました。

ガッキーの気の抜けた顔とペッパーくんの顔がどことなく似ているのよね。ガッキーにハグされペッパーくんの目の色が変わる演出も合わせて良かったなぁ。

『情熱大陸』パロディもそうだけど、過去に出て来たものがサラッともう一度出て来たりすると、毎週観ている側は嬉しいですね。

大まかに『良さげトピックス』はこの3かな!

 

バグの日か!/デートに誘われる百合ちゃん/ハグの貯金/システム再構築の検討/やっさんとガールズトーク/ウシジマくん&沼田の貯金の聞き取り調査/何でも鑑定団パロディ/沼田に契約結婚だということがバレる/イマジネーションは現実を変える/平匡の妄想チャレンジ/紙に書いた『つつましい 女だったら 良かったの?』/百合ちゃんの上司への説得 etc.

中盤までこれだけ項目があったんだけど、どれもすーっと流れていってしまうモノが多く、『良さげトピック』の3つが合間合間でポイントとしてカバーしてくれた印象。

前回イマイチ乗れなかった原因は、終始スローペースな上にそれをカバーしてくれるような『良さげトピック』があまり無かったからなのかなと。

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というか、ドラマもそろそろ終わりも近づいて来て、前回の第8話から感じてたのは『展開』や『要素』だったり『言葉での説明セリフ』がちょっと詰め込まれ過ぎだなということ。1つ1つを飲み込む前に「はい次!はい次!」と、どんどん次の項目が出て来てしまうので、結果的にどの項目も印象が薄くなってしるように感じる。メリハリが無い。

とは言いつつも、みくりが『つつましい 女だったら 良かったの?』と書いた紙を破るシーンは面白かった!ガッキーの「破りやすいこの紙  、すごい破れる」と心が全く入ってないあの言い方。いつもは星野源が『セリフの言い方』で笑わす場面が多いけど、今回はガッキーがそれをやってのけた!

 

コメディの物足りなさの理由

第8話と今回のスローペースな前半を見て、気付いたんだけど【逃げ恥】の大きなコメディ要素を担ってたのは、僕がちょこちょこ言って来た『スパイ映画的なハラハラ展開』だと思う。

第2話ではシングルベッドを沼田に見られないように・契約結婚だとバレないようにぎこちなくも新婚を演じ奮闘する2人の初ミッションが面白くて、

第6話では平匡が『とぐろターボ』をみくりに見られないように隠すミッションが大きな笑いを産んだ。

このドタバタなミッションが無いと、なかなか作品全体に『コメディ』の空気が生まれず、コメディの部分が少なく見えてしまう原因なのかな。その他にも、さっき言った星野源によるセリフの『言い方』の面白みもあるけど、平匡がみくりの誘いを断った一件からシリアスなムードが続いたので、そんな場面もなかなか見れず。

要は『秘密』が『笑い』に繋がってるのかな。『秘密』を隠したり・それによって苦しめられる姿を端から見ると笑えるんだなと。だんだんと2人の『秘密』が無くなって来てるので、今後『とぐろターボ』に匹敵するコメディ展開は観れないのかも知れないですね。

 

日産ジュークのCMの件に

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ここで話を一旦脱線して、風見メインで見せる日産ジュークのCMの件について言いたい。これは前回から「むむむ?」となったんだけど、今回改めて見て引っかかりました。

助手席で寝言を言ってた風見が起きて「帰りは百合さんの寝顔が見れるかな?」って言うセリフ。おかしくない?百合ちゃんが寝たら、帰りは誰が運転して行くんだよ??!

風見は普段車は乗らないけど免許は持ってる設定なんだっけ?

 

今回の2人の関係について

話を戻して、第7・8話の感想でみくりと平匡の関係を『うさぎと亀』に例えて来ましたが、そろそろそれも鬱陶しいと思うので控えますが…今回もそんな2人の関係がある事をキッカケにグッと近づいた。

それは『互いに考え込む時7・8話間があった』のと『みくりを焦らせる平匡の行動』だ。

一応7・8話の感想載っけておきます。

【ドラマ感想】逃げ恥 / 平匡をぶん殴らせろ!恋する第7話!『プロの独身』の呪縛!ネタバレ - アバウト映画公園

【ドラマ感想】逃げ恥 / イマイチな第8話!名言も良いけどとりえず『好き』って言えや!ネタバレ - アバウト映画公園

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みくりは、そう言えば平匡に「好き」と言ってもらえてない事に気付く。ハグやキスをするものの、童貞の平匡が単に家事やってくれて定期的にハグができる初の彼女的な相手に盛り上がってるだけなのでは無いか?と不安を募らせる。

一方平匡も、みくりの「いいですよ、平匡さんとならそういうことしても」の発言や、実家に帰ってしまったみくりが因数分解的に考えた結果、部屋に戻って来た『真意』を、根っからの自尊感情の低さから読み取れて無かったのだ…

平匡…さすがに鈍感過ぎるだろ

頭をフル回転させ「みくりさんが僕の事が好きだと仮定して〜」とか「みくりさんは好きでもない男とでもそういう事をいたせる女性…」などと、なかなかの鈍感ぶりを発揮。

そんな平匡の声に出してた妄想を、みくりが目撃してしまい、尚且つ翌日内田理央演じた取引先の担当の美女:五十嵐と平匡が楽しそうに会社帰りに歩いている姿を目撃。

単にそばを食べに行っただけだが『家政婦は見た』状態のみくりは、平匡が私以外の女性と仲良くしていたことに余計不安を募らせる事に。ここでみくりが不安な状態になったのが大きくて、ラストの急展開に繋がる。

 

またここでうさぎと亀を出しますが、

亀(平匡)が「待っていて下さい」と言いつつもなかなかやって来ない。先で待ってたうさぎ(みくり)は、亀が道に迷ってるんじゃないか?別の動物と知り合ってイチャついてるんじゃないか?と不安に駆られ、とうとう痺れを切らして亀の元に向かう。

うさぎとしては逆走になるけど、うさぎと亀がお互いに歩み寄った事で思ったよりも短時間で向き合う事が出来た。それが今回のラスト。スローペースだった前から打って変わってエモーショナルな終盤を魅せる!

  

ラストの『間接的表現』のつるべ打ちで神回に!

第9話のムズキュンに関して、みなさんどんな感想をお持ちでか?当ブログに来てくれる検索ワードで『逃げ恥 面白くない』『逃げ恥 つまらなくなった』とか見かけるようになって、世間的にも以前に比べて物足りないと思ってる人が増えたのかな…と印象も受ける。

僕も少なからず前回はそこまで乗れなかったし、今回も蓋を開けてみれば前半はスローペースでこのまま終わるのかと思いきや... 違ってました。

結論から言おう、今回ラストが最高過ぎる!!!このラストに関しては完全に肯定派です!

「え〜、6・7話に比べたらパンチ無いだろ!」という声も分かる!ただ今回は6・7話で見せた『瞬発力あるムズキュン』なラストとは、趣向を変えたムズキュンを見せてくれた。今回ドラマが狙ったムズキュンのテクニックは、

間接的表現の多用ですね!

いまいちピンと来てない人も多いかもしれませんが... 要は「あなたが好きです!」とかダイレクトなセリフをいかに言わないで、自分の気持ちを間接的に言うか。

これが「あなたが好きです!」って単に一言発して終わらすよりも、ジャブのように段々とグザグザ心に響いて来る。実際ラストのやり取りを2人のセリフを混ぜつつ追ってみよう。

※例によって今回も太字を多用しています…

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みくりが部屋で、クッションを口にあてて「平匡のバカヤロー!」と不満を漏らし終えて振り向くと、そこには帰宅した平匡が。

バツが悪くなったみくりは玄関に無言で駆け込もうとする。出て行こうとするみくりの腕を掴んで振り払われる平匡。腕を握ったことを謝る平匡に対して、

みくり「触って良いんです!平匡さんだから良いって思ってるのに... どうして分かってくれないんですか

これ!この間接的表現!

こんな(私だけが想っている)生活が嫌だ...と漏らすみくりに、平匡「みくりさんは、僕にとって簡単に手放せる人じゃないんです!

みくり「ずるい!どうしてそう言うこと言うんですか!?どんどん好きになっちゃうじゃないですか!

後ろを向いて独り言っぽく「だから嫌なんです、私ばかり好きで」「平匡さんも、私のこと好きなら良いのに...

おい、これ!もう好きって言ってるじゃないか!もう気持ち漏れちゃってる…

みくりは帰宅時に五十嵐と一緒に歩いていた件を持ち出し、平匡をうじうじと問いつめると

平匡「嫉妬、してくれたんですか?

みくり「バカっ!決まってるじゃないですか!!! 平匡さん、ほんとにバカ...

そんな怒ってるみくりに対して間を置いて、

平匡「ずっとみくりさんが僕のこと好きなら良いのになって... 思ってました

お前もそんな言い方!

今日が火曜日だと思い出しハグをする2人。抱きしめ合いながら、

平匡「これからは火曜じゃなくても、みくりさんを抱きしめていいですか?

みくり「何曜日でも、、何時でも、、"朝まで"だって

ここでみくりは気付く、第6話で平匡に拒否られた「いいですよ、私は平匡さんとならそういうことしても」と同様のSEXを匂わす発言をしてしまい、ハグを解き慌てて訂正するも…

平匡がみくりをグッと抱きしめる!

平匡「一緒にいますか?朝まで

みくり「うん

フォーー!平匡の成長ーーー!良くそこで引き寄せた!

 

どうですか、このお互い『いかに好きと言わずに自分の気持ちを表現するかゲーム!』をしているような2人の熱々なイチャイチャぶりは。なんだよ「私のこと(僕のこと)好きなら良いのに」って言い回し... ズルっ!もういっそ好きって言ってくれ!こんな間接的表現のつるべ打ちとか拷問かよ。しかも心情を吐露するガッキーがこんなに可愛いとは。

上の赤字にしたみくりのセリフの『平匡』の部分を自分の名前に変えて読むとまた味わい深いですよw

こんなんガッキーに言われたら堕ちないのは無理!

普段映画なら、こんな気恥ずかしいベタベタな心情吐露合戦は「チッ!」と舌打ちしながら観てしまうんだけど、

2人の関係を見守って来た立場もそうだし、気持ちが外にちゃんと伝わって来るガッキーの表情の機微だったり、平匡の告白を機に音楽が静かに流れ出したり、

ちなみにこのやり取り、帰宅して2人ともコートも脱がずにですからね…w そんな諸々の細かい演出も効いて、食い入るように2人のやり取りを見届けました。

瞬発力はないが、ジワジワと浸食するようなムズキュン!もうこれは名シーンでしょう!

ずっとずっとお互い胸の内に溜め込んでいた想いを、やっと面と向かって伝え合えた瞬間。いや〜こんなムズキュンの引き出しもあるのかよ。もう前半のスローペースとか諸々OK!問題ない!終わりよければ全て良しです。

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この展開後、みくりが枕を持って平匡の部屋に入ってくるシーンも良い!ドラマなので無理だけど、寝るんであればガッキーのすっぴんが見たいな。

 

第10話は

第10話は、好き同士と認め合った2人のラブラブぶりが観れます!ついにSEXをするのか!?

みくり側には百合ちゃんが、平匡側には風見がそれぞれ協力なサポートが付いて一安心。このサポート同士の2人も今回『マジ壁ドン』展開があったりと今後の進展が楽しみですね。

ただ平匡に2度も裏切られた沼田がラスボス化しつつあるのが怖いですね… 次週は予告からすでにヤバいので、楽しみで仕方がない!

 [ 第10話予告 ]

 

追記:第10話 感想

www.aboutman7.com

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