読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アバウト映画公園

"プロの独身"アバウト男が最新作から旧作まで映画の感想をゆるめに書き綴る映画ブログ!たまに気になるドラマやおすすめ映画を紹介!

ドクターストレンジ【ネタバレ映画感想】中二心をくすぐるアメコミ映画No.1!圧巻の映像表現!

洋画 【タ行】 2017:劇場鑑賞 洋画 評価:★★★★

映画『ドクターストレンジ』ネタバレ感想/評価

f:id:tyler-7:20170128022234j:plain

あらすじ:ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、天賦の才能を持つ脳外科医として名をはせていたが、ごう慢さが玉にきずだった。彼は地位も名誉もリッチな生活も手に入れていたが、交通事故によって全てをなくしてしまう。神の手と崇拝された両手の機能を取り戻すため、高額な治療を繰り返すが……。(シネマトゥデイ)

 

製作国:アメリカ 上映時間:115分 製作年:2016年

監督:スコット・デリクソン 脚本:ケヴィン・ファイギ

キャスト:ベネディクト・カンバーバッチ / レイチェル・マクアダムス / キウェテル・イジョフォー / ベネディクト・ウォン / マッツ・ミケルセン / ティルダ・スウィントン 等

映画館:「ドクター・ストレンジ」の映画館(上映館)を検索 - 映画.com

 

 

どうも、アバウト男です!

今回はアベンジャーズなどを扱う『MCU / マーベル・シネマティック・ユニバース』のフェーズ3(第3期)の2作目となる【ドクター・ストレンジ】を観てきました。

主演は、誕生日が同じで勝手に親近感を持ってるベネディクト・カンバーバッチ。監督はヘンテコなSF映画【地球が静止する日】や何本かホラー映画を撮っているスコット・デリクソン。

大抜擢な反面一抹の不安を抱えていたけど、予告を見る限りかなり映像に力を入れてるみたいで、楽しみにしていました。 いつも通り具体的なネタバレは避けてますが、内容には踏み込んでいます。

 

感想は、

とにかく視覚的な刺激に富んだ映像表現!ここに来て新しいタイプのアメコミ映画が登場!

素直に面白かったです。ドクター・ストレンジは『魔術』を駆使しながら戦うヒーローなんだけど、言っちゃえば何でもありな『魔術』や『魔術が扱われる世界観』と、カッコ良ければ何でもありな『ミュージックビデオ』のような映像ギミックやファンタジックな画作りを見事にマッチさせた、過去の『MCU』作品とは一線を画す新しいタイプのアメコミ映画でした。

単なるいつものアメコミの実写化ではなく、それこそ『漫画やコミック』特有の摩訶不思議な世界観やトンデモ表現を、最先端のVFXを用いて『ドヤ!ドヤ!ドヤ!』と映像化してくれたチャレンジングな一作だと思います。

f:id:tyler-7:20170128022731j:plain

傲慢で凄腕の天才外科医のストレンジが、不運な事故に遭い命の次に大事な『両手』に重傷を負ってしまう。あらゆる治癒も虚しく、最後に辿り着いたカマー・タージで指導者エンシェント・ワンと出会い、そこで魔術を学ぶ事になる。

 

 

とにかく摩訶不思議な映像が魅力!

本作の『売り』と言ってもいい映像表現には、かなりワクワクさせられました!予告からも伝わって来る見るからに映画【インセプション】的な映像表現が、これでもかと詰め込まれていた。

魔術によって、ロンドンのビルがドミノのように倒れ、重力の向きが上下左右に移り変わり、街がパズルのピースのように解体され、どこが地でどこが空なのかさえ分からなくなる。壁のタイルは増殖し・床の模様や天井はカチャカチャと万華鏡のように層が広がり・階段は避け・ビルは捻れる。

f:id:tyler-7:20170128024548j:plain

あらららららら〜!

と気付いたら呆然と観入ってましたね。とは言えこの辺はわりと想像の範疇。で、本作の映像で最高にグッと来たのは終盤クライマックスで見せた、

『巻き戻る時間の中でのバトルシーン』

ですね。人や車は逆向きに進み(動きが巻き戻り)、転がっている瓦礫が集まり壊れたビルがどんどん元の形に戻っていく中、それに左右されない能力者同士のバトル。巻き戻る周りの物体や人が障害物となり、それを避けながら戦う。

これがとにかく最高で!

こういう『過去に見たことがない映像』が一つ観れただけでも満足だし価値がある。もう少しここの戦いを観たかったのにな、早めに終わってしまったのが残念!

言葉で説明してもあまり伝わってないと思うので、是非実際に劇場に足を運んで3Dで味わってください!

 

他にも前半に出て来た、ストレンジに『魔術』の存在を悟らせるドラッギーな異次元&異空間体験シーンは【アントマン】で終盤で見せられたドラッギーなシーンを何倍も膨らませ、さらなる深みに到達したようなカオスな光景の詰め合わせだったり、魂が抜け出る幽体離脱&幽体離脱バトルなんかは、ホント狂気染みているw

ホラー映画がメインで『トリッキーな映像表現』が得意みたいな認識は特に無かった監督スコット・デリクソンの持ち味が『陽』方に振り切れてイイ形でハマってましたね。

 

 

テンポの良さと&ユーモア

本作、全体的に話運びが早い!ポンポンと展開を押さえて過度に説明的にならずスマートに話を進めていくスタイルは好感が持てたんだけど、いかんせんあまりにもストレンジの『魔術』の習得が早いなと。そこは気になるよね、すんなり実践に対応出来てたり。マッツ・ミケルセチン演じるカエシリウスがそれまでの奴なのか怪しいけど。

あの修行にどれだけの日々や時間が経っているのかイマイチ分からなくて。『天才的な外科医が魔術に関しても天才的だった』ってことで強引に飲み込めなくは無いけど… 内容の濃さのわりには時間がタイトめだったし、駆け足気味に感じました。

そんな中、ユーモアのセンスもなかなかイケてる。Wi-Fiパスワード、ビヨンセいじり、カエシリウスを捕らえた拘束具など、ちょっとした笑いを小出しにポンと放り込んで来る。

中でも見た人誰もが言及したくなる『浮遊マント』の存在!マントなんだけど生きていて、気に入ったストレンジを敵の攻撃から守ったり、戦うヒントを与えるなどのサポートをして、見るからに可愛いペットのような存在。もう犬です!

動きだけで感情表現の豊かさを見せる辺り【スターウォーズ/フォースの覚醒の】BB-8を連想したりしました。

 

 

連想する作品とティルダ・スウィントンの使い方

連想すると言えば、ライトサイドがあって、欲望に負けるとダークサイドに堕ちる設定は【スターウォーズ】的だし、【インセプション】や【マトリックス】は言わずもがな踏襲してるはず。

他にも瞬間移動アクションの【ジャンパー】ぽさもあるし、光と闇に分かれる設定と、映像表現に特化した作品ってことで【ナイト・ウォッチ】&【デイ・ウォッチ】を思い出したり、『時間を操る能力』なんかは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を連想したり、

「あ、これあの作品ぽい!!!」となるシーンが随所に見られて、『MCU』中でも一番漫画っぽいし作品だし、絶妙に『中二心』をくすぐってくれる! 深めのフードと火花散る魔法陣もイイね〜!

f:id:tyler-7:20170128031846j:plain

あと、個人的にはティルダ・スウィントンの使われ方が『真っ当』で嬉しかった!【スノー・ピアサー】とか【グランド・ブダペスト・ホテル】での彼女の使われ方とか悲しくなるぐらい酷くて… あれはあれで印象的な役どころだし、ナイスアクトだけど。

今回はかなり重要なキャラで、彼女のある種現実離れした雰囲気が指導者エンシェント・ワンにベストマッチしてて。

キレッキレのアクションや、妙な距離感の近さにもキュンとしてしまった。堕天使を演じた【コンスタンティン】での使われ方なんかも思い出しました。

 

 

ヒーローも医者も同じ

ストレンジは『人を生かす』医者であり、今まで自分のために天才的な腕を振るって来たわけなんだけど、戦いの最中、人(悪人)を殺してしまった事で葛藤を抱えてることになる。

状況がより深刻になり、ヒーローに『人を生かす』という医者にも通じ側面を見出し、師から託された魔術士(ヒーロー)を引き継ぐ。それでいて手を元どおり動かせるようにこれからも修行を積み、医者として再起を図ろうとする展開はなかなかイイやないか!

挫折→葛藤→乗り越えのプロセスがベタなストーリーの中でもちゃんと描かれていて。あくまでも彼は『ドクター』である事に拘るあたりの二足のわらじ感は、父親兼ヒーローの【アントマン】とも通じるなと。攻撃力は無いけどサポートとして活きるヒーローですね!

f:id:tyler-7:20170128041247j:plain

思い出したんだけど本作の終盤手前で、ストレンジが同僚の男に大事な手術を託す場面で、結果的に助からず死んでしまったあの展開は、よくよく考える彼の経歴に傷を負わせ、尚且つトラウマを植え付けた鬼畜行為なんじゃないか?「ストレンジ、アイツのことそんなに嫌ってたのかよ?!」と思ってしまいました。ストレンジのさり気ない悪意を感じたのは僕だけ?あれはダークサイド堕ちてるだろ。

 

 

ラストの結末

終盤まで怒涛の展開とスピード感で一気に畳み掛けたんだけど、ラストのあの展開はどうなんだろうね〜?なんと最後は『交渉&取引』だからね。

「おい!なんだそれ!それでいいのか?」とは思ったけど、総合的に【アイアンマン】も【キャプテン・アメリカ】も【マイティ・ソー】も1作目ってだいたいこんな感じの出来だからね。

見る前までなんかマントとか付けてイケてないヒーローだなと思ってたんだけど、そんなイマイチかっこいいのかダサいのか分からない服装も込みで、違和感なく落とし込まれた刺激的な『映像表現や画作り』を武器にした【ドクター・ストレンジ】独自の世界観。これは続編もさらにパワーアップさせて魅せて欲しいな!

 

 

まとめ

評価:★★★★  結構良かったぜ!

ドクター・ストレンジは色々な繋がりを感じさせるヒーローですね。

きっと【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】と繋がるんだったら、次元を司るストレンジ経由だろうし、エンディング終わりでのあのキャラとの組み合わせも意外だったし、『傲慢な天才』ぶりはアイアンマンことトニー・スタークとも似てるし、これからの展開や他のヒーローとの絡み方がすごい楽しみ。

[ 予告編 ]

www.youtube.com

にほんブログ村 映画ブログへ 

 

関連&オススメ作品!

マイティソー1作目&2作目ダークワールド

www.aboutman7.com

ジャンパー

ジャンパー [Blu-ray]

ジャンパー [Blu-ray]

 

ナイト・ウォッチ& デイ・ウォッチ 

ナイト&デイ・ウォッチ ブルーレイディスクBOX (初回生産限定) [Blu-ray]

ナイト&デイ・ウォッチ ブルーレイディスクBOX (初回生産限定) [Blu-ray]

 

 意外と面白い!マイナー『アメコミ&コミック原作』映画おすすめ8選!

www.aboutman7.com