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映画が好きなんだけど観たそばからすぐに忘れていってしまうアバウト男の鑑賞備忘録ブログ

デッドプール2【ネタバレ映画感想】ケーブルに惚れる!わちゃわちゃして楽しいけど高揚感は薄め!

映画『デッドプール2』ネタバレ感想/評価

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どうも、アバウト男です。

いや〜、まる2週間ぶりに新作映画を観てきました!その作品は【デッドプール2】。監督は1作目から【アトミック・ブロンド】で高評価を受けたデビッド・リーチにバトンタッチ。脚本家は変わって無いみたいですね。

前作である1作目がそれなりに面白かったのと、ノリに乗ってるジョシュ・ブローリンが【アベンジャーズ・インフィニティウォー】のサノスに引き続いて魅力的なヴィランを演じると言う事で、楽しみにしてました。

 

一作目の感想

www.aboutman7.com

 

あらすじと予告編

のんきに過ごすデッドプール(ライアン・レイノルズ)の前に、未来から来た“マシーン人間”のケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。大好きなヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)のためにまっとうな人間になると決めたデッドプールは、ケーブルが狙う不思議な力を持つ少年を守ろうと、特殊な能力があるメンバーだけのスペシャルチーム「エックス・フォース」を作る。 

 

 

楽しいんだけど…

観て来た感想は、

まぁまぁかな!

「なんだか1作目の良さが消えちゃって微妙になっちゃった〜、残念。」みたいなよくあるテンション下げめな続編では無かったので、ある程度満足できると思います!

とは言え「めちゃくちゃ面白かったよ!」と熱くなれない原因は、物語の中で起きる一つ一つの出来事やシークエンスは楽しく観れてしまえるんだけど、楽しい展開を並べてたようなツギハギしたストーリーがわりと映画全体に散漫な印象を与えてしまって、結果的に高揚感やカタルシスが薄めになってしまった。

きっと同じマーベル映画である『MCU』作品との差別化も意識して『悪戦苦闘しながらも強敵を一致団結して、最終的に倒す!』みたいな話じゃないので、高揚感やカタルシスが弱いってのも仕方がないのかもしれないけど。

そういうのは『MCU』の方に求めてもらって、、気楽に観れるポップで過激でお下劣で!笑える尖がったヒーローアクションとしてのスタイルは今回の2作目でより確立されたように感じました。

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魅力的なキャラに助けられた作品

この【デッドプール】シリーズは自虐的に「クソな脚本!」とメタ的に自ら言えちゃうのが良さでもあり、甘えでもあると思うんだけど、今回はそんな粗めの脚本を魅力的で個性的なキャラが助けてました。

まずはジョシュ・ブローリン演じる未来からタイムスリップしに来た機械に身体を侵食されてるおじさんのケーブル。確かに戦闘には長けてて強いんだけど、あくまでも人間レベルというか、超能力には苦戦するバランスがなんとも好感持てる。泥臭いし「頑張れ!」と応援したくなる。デッドプールと対照的に決して笑わない堅物キャラ。これからの彼の活躍ぶり、共闘ぶりも楽しみですな!サノスという今回もいい味出すなオイ!

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で『運が良い』という特殊能力を持つ女ミュータントのドミノ。デッドプールとの波長の合い方とか、あっけらかんとした性格なんかも今までにいないキャラとしてGOOD!なかなか頼もしい。ネガソニックちゃんといい女性キャラが魅力的ってのは『MCU』に勝ってるポイントなんじゃないですか?!

 

色んな新キャラが出て来たけど、中盤あんなホラー映画ばりな惨劇になるとは思ってなかったよ!笑 【シンプルシモン】や【IT】のリメイクで勢いのあるビル・スカルスガルドの使い方とか。。【アトミック・ブロンド】の流れの友情出演みたいな事なのかな? あと他のミュータント達より全然センスあった普通のおじさんピーターもナイスなキャラでした!また出てくるんでしょうね。

 

 

好きな所/あんまりな所

後は細かくなるので、好きな所とあんまりピンと来なくて個人的に気になった所をそれぞれ挙げようかな。

好きな所

まずはジャガーノートの登場と、彼の見た目のデザインが良かったですね!わりと原作のゴツめのデザインが見事再現されてて、ジャガーノートの登場にデッドプール陣が「うわうわうわ」と彼の巨体に慄く場面はツボでした。まぁアレだけの暴れっぷりを魅せた後のやられ方がアッサリ過ぎて若干勿体なかったけど。

それとラストにデッドプールが執拗に繰り返す『なかなか死なない』のくだりは結構好きです。ありそうでなかったギャグ演出。1度スカすってのたまに見かけるけど、何回もやる辺り完全にコントです。あのシーンはライアン・レイノルズもやり甲斐あっただろうな!

あとデッドプールの脚が生え変わって下半身だけ赤ちゃんってのも面白かったけど、なんか下半身だけ成長しない障害者を連想してしてしまって、正直笑いにくいってのはあったかな。

 

 

あんまりな所

ミュータントの能力を無効にする首輪とか、タイムトラベル装置の使い方はありきたりで、あんまり新鮮味を感じなかったな。すごくベタな使い方。

あとは本作、X-MENや映画ネタ・過度な人種差別問題と、小ネタとかオマージュによるギャグや笑いの場面が多く、理解できないところもそれなりにあってちょっとモヤモヤしてしまった。当たり前だけど日本人向けて作ってないのもあるし、その代わり隣に座ってた外国人は終始爆笑してたけど。それもあって思う存分楽しめてないなというちょっとした疎外感は感じました。

そういうイチイチ小ネタを挟み込んで場面を切り替える作りに走るやり方を日本に置き換えると、全盛期を過ぎてからの堤幸彦を彷彿とさせる危うさにどこか似てましたね。【TRICK】の劇場版とか【SPEC】とか、自分が面白がってるだけでそこまでこっちは面白く無いんですけど… みたいな。外国と日本の文化や流行・感覚の違いもあるだろうし、堤幸彦の場合は同じ日本人が観ても笑えないので、それと一緒にするのは失礼でしたね。

ただもっと笑いやギャグで濁さず、展開とかアクションの面白みで魅せて欲しい!笑いの核となる主演のライアン・レイノルズの自虐ネタもちょっとナルシスト強めに入ってるんで程々でお願いします!

 

 

まとめ

前作から目減りはしてなかったけど、めちゃくちゃ面白かった!までは行かないくらいの面白さでした。単にケーブルを倒して一件落着みたいなストーリーじゃなかったのは唯一の救い。今回はライアン・ジョンソン監督作【LOOPER/ルーパー】的な話が上手く活きたと思います。

評価:★★★★☆ 星4つ!

星3つでも良かったけど、本作で新しくできたチーム『Xフォース』の活躍が観れるであろう3作目に期待して、ギリ星4つにしました。その前段階と思えば3作目とセットでまた印象が良くなるかも。

今回レベルが高いのは分かるんだけど、アクションも取り立てて良かった!って印象もあまり感じなかった分、笑いや過激さ・お下劣な部分は担保してもらいつつ、もうちょっと脚本の詰めてくれる事を期待。 

でも忽那汐里ちゃんいいポジション入ったな!w 【パリシム】続編の真剣佑や【レディプレイヤー1】の森崎ウィンなど、日本の役者が大作にで観る機会が増えてるのは素直に嬉しい!

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